クアトロポルテ クラッチ交換+メンテナンス+カスタマイズ
2017年07月22日
フルエアロでバッチリ決まったクアトロポルテのクラッチ交換、メンテナンス、カスタマイズを行いましたのでご紹介します。


メンテナンス箇所
1,クラッチ一式交換
2,カンビオポンプ交換
3,タペットカバーパッキン交換
4,ドライブベルト交換
5,ファンレジスター交換
6,サスペンション、ブッシュ交換
カスタマイズ箇所
7,カンビオECU取付け
8,後期型テールランプ取付け
以上の箇所をメンテナンス、カスタマイズさせて頂きました!
1,クラッチ交換
テスター診断の結果、クラッチウエア(クラッチ使用率)が100%となっており、目視でも確認したところ残量が無い為、交換いたしました。
マセラテイのクラッチ交換はトランスミッションを降ろし、トルクチューブを降ろさなければなりません。
まずはマフラー、メンバーなどを外しトランスミッションを降ろします。


トランスミッションを取り外した後、写真手前のトルクチューブ(通称大砲)を取り外すと
クラッチ本体の作業に入ります。

ベルハウジングを車両から切り離すとようやくクラッチコンプリートが姿を現します。

クラッチコンプリートの奥にはフライホイールがついています。
今回の車両はかなり焼けてしまっています。焼けが入ってしまうと熱膨張を起こしフライホイールの表面が歪んでしまいます。このままではジャダーが発生してしまう可能性が高い為、フライホイールも交換していきます。

周辺のクリーニングを行い、新しい部品を組み付けていきます。
ベルハウジングの方は、スラストベアリング、クラッチセンサーを交換していきます。

クラッチセンサーとスラストベアリングを交換後、車両側に取付け組み立てていきます。
この車両はシリンダーブロックデリバリーホースからの冷却水漏れがあったため、同時にホース交換をしました。

腐食し、冷却水が漏れていました。

クラッチコンプリート左上にあるのがシリンダーブロックデリバリーホースです。ホース交換を行いました。
2,カンビオポンプ交換
カンビオポンプは古いものが装着されており、作動音も小さいことから、同時に交換させて頂きました。
クラッチが正常でもカンビオポンプが不良だと、お車が不動となってしまいます。
クラッチ交換の際にはトランスミッションも取り外すため、同時交換をおすすめしています。

交換したカンビオポンプと新品のカンビオポンプです。今回はカンビオホースに加えてカンビオユニットホースも交換します。
ポンプ本体はかなり汚れていました。過酷な状況下で長年使いこまれたことが外観からも分かります。
カンビオポンプを交換後、ミッション本体もクリーニングし、車両に戻していきます。

トルクチューブ、トランスミッションを車両に取付け、マフラー類を装着するとクラッチ交換、カンビオポンプ交換は完了です!
3,タペットカバーパッキン交換
タペットカバーからエンジンオイル漏れを起こしていたためカバーパッキンを交換します。
タペットカバーのすぐ下にはエキマニがあり、エンジンオイルが垂れると最悪車両火災につながってしまうのでご注意ください。

まずはタペットカバーをエンジン本体から取り外し、クリーニングを行います。
パッキンとカバーの間に異物などが混入してしまうと、オイル漏れの原因になってしまうため、しっかりクリーニングします。

この時サービスで行っているのが、カバー外側のクリーニングと艶出しです。内部のクリーニングはもちろんですが、外側もクリーニングし、艶を出すだけで、エンジンルームが華やかになります。

交換するタペットカバーパッキンです。プラグホールパッキンも交換していきます。

パッキンを交換後、タペットカバーとエンジン本体との間に隙間が出来ない様、組み合わせていきます。

今回は同時にスパークプラグの交換も行いました。

ホース類を取り付け、エンジンの作動テストを行い、タペットカバーパッキン交換は完了です!タペットカバーをクリーニングしたことで、カバー本来のレッドが映えます。エンジンルームを見るのが楽しみになります!
4,ドライブベルト交換
近年ドライブベルトの劣化により不動となってしまう車両が多くみられます。特にアイドラーの破損によるトラブルが多い為、長らく交換していない車両は交換をおすすめしています。

ドライブベルト、テンショナー、アイドラーを交換します。

使用後のアイドラーと使用前のアイドラーです。
アイドラーはエンジンがかかっている間は常に回転し続け、エンジンが止まっている間は常にベルトのテンションがかっています。常に負荷が掛かっている部品ですので定期的な交換をおすすめします。
5,ファンレジスター交換
ファンレジスターはラジエターファンの作動を制御しています。ファンレジスターに不具合があると、ラジエターファンが正常に作動せず、オーバーヒートしてしまう場合があります。また、劣化したファンレジスターは熱を持ち、最悪車両火災につながることもありますのでご注意ください。

左の物が使用後、右の物が使用前のファンレジスターです。使用後の物は緑色の被覆部が劣化し無くなっています。熱線がむき出しになり、熱線が焼けているのが分かります。
特に夏場は外気温が高くなり、エンジンも高温になるので冷却水関係、ラジエター関係はしっかりメンテナンスを行う事が必要です。
6,サスペンション、ブッシュ交換
サスペンションから異音がするため、ハイパーブロックとロアブッシュ、スタビリンクを交換します。

ロアブッシュは、ボルトが斜めに入ってしまう程劣化していました。

走行距離が多くなると、サスペンションも劣化していきます。ブッシュ類を交換することによって異音を防ぐことができます。
7,カンビオECU取付け
クアトロポルテにおいてもカンビオECUを装着することで、変速スピード、アクセルレスポンスが向上します。
また半クラッチが短くなることからクラッチの寿命が延びます。
変速時のショックも少なくなり、リニアな変速フィーリングを味わうことができます!

カンビオECUは車両側のエンジンECUに割り込ませて装着するサブコンタイプのECUですので、万が一不具合などが発生した場合はすぐにノーマル状態に戻すことができます。もちろんテスター診断に影響はありませんのでご安心下さい。
カンビオECUの商品情報こちらをご覧ください。
カンビオECU(クアトロポルテ デュオセレクト用)

クアトロポルテ デュオセレクトのエンジンECUは右シートの足元にあります。

エンジンECUのハーネスにカンビオECUのハーネスを割り込ませていきます。
ハーネスの加工後、カンビオECU本体を装着しエンジンの作動テストを行います。エラー等が無ければ取付け作業は完了です。
取付け作業完了後、テスト走行を行い「マッピング」を行います。カンビオECUは「マッピング」を行わないと、本来の性能を発揮できません。
ミラコラーレではしっかり「マッピング」を行うことによってカンビオECUの性能を最大に引き出しています。
カンビオECUの取り付けは豊富な実績のミラコラーレにお任せ下さい!
8,後期型テールランプ取付け
クアトロポルテは後期型からLEDテールランプになっています。
テールランプを交換するだけで印象ががらりと変わります。

交換前
最近では多くの車がLED化された事もあり、前期型のテールランプは少し古臭さを感じてしまいます。

交換後
LEDに加えてクリアレンズになったことで、より華やかな印象に変わります。

また、このお車は後期型のエアロバンパーが装着されているため、テールランプとの隙間や出っ張りもなく、しっかりフィットしています。オーナー様もイメージ通りとのことで喜ばれていました!

メンテナンス、カスタマイズをさせて頂き、作業は全て完了です!
走りはパリッと、見た目は美しくなったクアトロポルテでドライブをお楽しみください!
この度は入庫頂きありがとうございました。今後もよろしくお願いいたします!





マセラティのメンテナンス、カスタマイズはミラコラーレにお任せ下さい!
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