フォーミュラE東京ラウンド観戦レポート
2025年05月22日
「フォーミュラE」観戦レポート
電気自動車のF1と呼ばれる2025年5月17日(土)18日(日)に東京有明ビックサイト周辺の公道を利用して開催されました。電気自動車のレース?どんな音がするのか?どんな走りを行うのか?等々興味津々です。中でも昨年優勝したマセラティ。今年も「マセラティ MSG レーシング」が表彰台に立つ姿を見たく行ってきましたのでレポートをご覧ください。
出走しているチームは電気自動車に力を入れている企業が連なります。
チーム名を見ていると、元F1レーサーのアンドレッティの名前があったり
マセラティ、ジャガー、マクラーレン、ポルシェと車好きには堪らないメーカーが並びます。
それ以外にもローラ、ヤマハなどレースで活躍するチーム名が連なります。
そして一番人気だったのが日産でした。日産のウエアに身を包んだファンをスタンドで多く見かけましたが、マセラティのロゴを身に付けた方が予想以上に多く正直かなり驚きました。
私もマセラティのポロシャツを着ておりましたので、思わず話しかけてしまおうかと思った程です。
参加チームは以下の通りです。
マセラティ MSG レーシング イタリア/モナコ
アンドレッティ・フォーミュラE アメリカ合衆国
CUPRA KIRO スペイン
DSペンスキー フランス/アメリカ合衆国
エンヴィジョン・レーシング イギリス
ジャガー TCS レーシング イギリス
ローラ・ヤマハABT ドイツ/日本
マヒンドラ・レーシング インド
NEOM マクラーレン フォーミュラEチーム イギリス/サウジアラビア
ニッサン フォーミュラEチーム 日本
TAGホイヤー ポルシェ フォーミュラE チーム ドイツ
マセラティMSGレーシングに関して簡単に紹介させていただきます。
2022年にベンチュリ・レーシングとのパートナーシップにてフォーミュラEに参戦。
2023年から「マセラティ MSG レーシング」として参戦しています。
ツーリングカーレースには参戦していましたが、シングルシーター世界選手権への復帰は、1957年以来となります。
2024年の東京大会で優勝、2025年も5月17日(土)の雨の中のレースでも優勝しています。
マシーンは遠目にも一目で分かるマセラティブルーにペイントされたボディと「Maserati」の文字。かなりカッコイイです。
レース会場は東京有明のビックサイト周辺の公道を使用して開催されてます。
騒音と排ガスが出ないということで世界中の都市部で開催されているのもこのレースの大きな特徴でもあります。ゆりかもめの駅からビックサイトの中を抜けていきます。
ビックサイトの中には電気自動車関連の展示がされておりました。
コマツの重機からヤクルトの配達車両まで。重機はどれくらいの時間稼働するのでしょうか?電気が来ていない現場も多々あるでしょうから、ディーゼル発電機がマストか等と考えながら見て廻っておりました。
ビックサイトを抜け外に出るとコースが見えてきます。
途中走行中のマシーンが横を通り抜けていくときの音(サウンドではありません)と目の前を走る抜けていくマシーンの速度が大きくずれており違和感が大きいです。
そこから進むと仮設スタンドが目に飛び込んできます。
鈴鹿や富士でもF1の時などは足場を組んで観客席を作っていますが、今回は公道ですので限られた時間の中で作り上げるだけでなく、撤収もかなり大変な作業だと思います。このスタンド何日くらいで完成するのでしょうか?
観客席からコースまでの距離はとても近く風圧を感じるのではという距離でした。
グリッドウオークもコースが狭いため写真の通り昔の歩行者天国の様です。
タイヤはスリックでなくスリットが入っています。公道はサーキットよりグリップ力が落ちますがフィーリングはどうなんでしょうか?
ドライバー紹介ではマカオF3で何勝かしているドライバーを公道で走るの能力が高いからと採用しているとの話もありました。
音は「キューン」又は「ギューン」とラジコンの音と同じ、高周波の音を発しながら目の前を走り抜けています。不快な音ではありません。
公道を主に開催されるレースでかつパワーユニットもイコールコンディションの為レースはカートのレースの様に大混戦です。各所で行われているバトルは本当に見応えがあります。しかも狭いコースでコーナーも多い為かなり面白いです。
何故かタイヤからのスキール音は聞こえてきません。
音がしないので、観客席からの応援や拍手、実況が良く聞こえます(笑)
通常のレースではまず実況は聞こえないですから。
そんなこんなでレース終盤にクラッシュがあり、最後は1周のスプリントレースに。
見事日産が地元開催のレースで優勝しました。
途中パワーの掛け方の戦略、終盤には全車種同時にパワーモードでの迫力あるバトルが繰り広げられとても楽しいレースでした。
見に来ている方達はとても詳しく、横で話を聞いているだけで勉強になりました。
普通のレースと違い目の前を全開で走行していても会話が普通に全部聞こえるのは不思議な感じでした。
そんなこんなでとても楽しいレースでした。
是非皆さんも現地で見てください。スペックが拮抗しているため迫力あるバトルはお勧めです。
この日のマセラティは予選で出遅れ、序盤からパワーを使い前方まで上がってきましたが表彰台には遠いポジションで終了していました。
野田 憲隆
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