マセラティクーペクラッチ交換
2012年08月05日
都内在中のM様。オイル交換で入庫頂いた際クラッチが滑っていたため
交換作業を行いましたのでご紹介致します。

1,作業内容
12ヶ月点検
点検の結果下記消耗品を交換しました。
ブレーキフルード、ミッションオイル、パワステオイル、エアークリーナー
エアコンフィルター、プラグ、バッテリー
2,クラッチ、カンビオポンプ交換
クラッチ交換の様子をご覧ください。
このクーペ後期型ですが、フロントマフラーはEURO3の前期型が装着
されていました。やはり現車を見ない限りはどちらが装着されているのか
判断出来ない怖い車です。。。。。


トルクチューブを下ろします。


クラッチを取り外すと異音の原因となっているパイロットベアリングが
見えてきます。


パイロットベアリングを取り外します。

交換したパーツ一式

左:交換前クラッチ 右:新品クラッチ


クラッチの厚みを測定し摩耗度を比較してみます。
左:使用済みクラッチ 厚み:5.5mm
右:新品クラッチ 厚み:6.9mm
たった6mmですが、元々の厚みがそんなにないので数値以上に摩耗度合い
が判断できると思います。


フライホイールを装着します。


スラストベアリング廻りをメンテナンスします。


スプリング等の細かいパーツを交換し完了です。


カンビオポンプを装着し作業完了です。


M様ありがとうございました!
次回はカンビオECUとマフラー交換おまちしております。




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