マセラティスパイダークラッチ交換+フロントグリルカスタマイズ
2011年11月19日
名古屋からお越し頂きましたH様。
いつも遠方から本当にありがとうございます。
今回はクラッチとグリル廻りのカスタマイズ他を施工いたしましたので
ご紹介させて頂きます。
今回の作業内容は
1,クラッチ交換
2,フロントグリル交換+エンブレムのお洒落
3,アルミペダル装着
4,タペットカバーオイル漏れ
5,プラグ交換
フロントグリルカスタマイズ
最近密かなブームを起こしている、カスタムフロントグリル。
ノーマルのブラックメッシュを、クロームに変更します。
スパイダーも発売から10年経過しデザイン的にも、素材的にも経年劣化が
進んできましたが、メッシュを交換するだけで雰囲気が大きく変わります。
そしてエンブレムカラーのリクエストはトリコロールカラー。
初チャレンジでしたがとてもお洒落な雰囲気に仕上がりました。
(まだ試作品ですので今後精度を上げていく予定です)
アルミペダルセット
奥様の交換した方が絶対にお洒落!とのご要望により装着致しました。
装着後は「うんうん雰囲気が変わり付けて正解!」と大喜びして頂いて
おります^^
クラッチ交換
今回のメイン項目であるクラッチ交換作業をご紹介致します。
下の写真は交換前に下から覗いたクラッチです。
左側の黒いのがクラッチセンサーになります。
トルクチューブを外す為に、ミッションを半下ろし状態にしていきます。
写真左のベルハウジングを外すとクラッチが見えてきます。
クラッチを取り外すとフライホイールが見えてきます。
前回のクラッチ交換でフライホイールを交換してないとの事で
クラッチ交換後もシャッキリ感も無くジャダーが収まらなかったと
H様よりお話しをお伺いしておりましたが、過去最高の焼け具合でした。
フライホイールを取り外します。
中央部分にパイロットベアリングが見えます。
こちらも前回のクラッチ交換時にパーツを交換してないようで
目視でも他の物より劣化が激しいのが分かると思います。
交換したパーツ一式
新品のフライホイール。
写真左:使用済みクラッチ 写真右:新品クラッチ
分かりにくいかもしれませんが、写真左の左端と写真右を比較してください。
本来あるスリットが全くありません。
写真下が新品のクラッチです。
綺麗な溝の深さを覚えていてください。
新品クラッチ
レリーズベアリング
こちらも痛みがかなり激しいです。
左:新品レリーズベアリング 右:使用済み
新品のパーツを装着していきます。
クラッチセンサーを取り付けて完了
組み立てたパーツを装着していきます。
車両に装着したらトルクチューブを乗せていきます。
マフラーを装着し完了です。
リア・サスペンションアームブーツ切れ
こちらも最近多いトラブルです。
ブーツだけでパーツが出ないため、基本的にユニット交換となります。
しかしパーツが高いため、補修で修理を行う事が多い箇所です。
タペットカバーオイル漏れ
上部からの漏れが下まで垂れています。
ヘッドカバーを外しガスケットを交換します。
外したカバーを綺麗に清掃すると、新車時の輝きを取り戻します。
この作業は基本的には1日お預かりさえて頂きますが
過去にお一人だけ、作業開始から完了まで見ていた方が
いらっしゃいます^^
これで今回の作業は完了です。
名古屋までの帰り道のインプレを早速頂きましたのでご紹介致します。
「クラッチ最高です!バンバンつながるようになりました。
これが本来の姿だったんですね。交換して良かったです。
それとフロントグリル。やっと自分の思い通りの姿になりました^^
帰りのパーキングで止める度に覗き込んで一人悦に(笑)
これで又暫く乗れそうです。もう手放そうと思っていてもミラコラーレに
行く度にリフレッシュされて帰ってくるので、いつまで経っても手放せません。
今後も宜しくお願いします!」
H様いつも本当にありがとうございます。
そしてご結婚おめでとうございます!
スタッフ一同心からお祝い申し上げます。
今後も宜しくお願い致します。
マセラティスパイダーのメンテナンス、カスタマイズに関するお問い合わせは
株式会社ミラコラーレまで遠慮無くお問い合わせください。
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