マセラティクーペクラッチ交換
2011年10月24日
お仕事の関係で浜松に転勤されてしまったK様ですが、クラッチ交換の為に浜
松からご来店いただきました。遠方からのご来店ありがとうございました。
クラッチ交換作業とライト関係のモディファイのオーダーを頂きましたので
ご紹介致します。
クラッチ交換作業の様子からご紹介致します。
マフラー類を全て取り外し
トルクチューブを下ろします。
トルクチューブを下ろすとクラッチが下から覗けるようになります。
下から見たクラッチの厚みとスリットの山の具合で大体のクラッチ残量が
分かります。記録簿が無い場合でも、錆の具合で交換したおおよその年月が
想定できます。
交換前のクラッチとフライホイール
フライホイールを取り外します。
今回交換したクラッチ廻りのパーツ一式。
クラッチ交換作業中にハーネスのトラブルを発見。
普段は全く見えない部分ですので、こういった機会に同時に予防メンテナンス
を行うことが重要です。
トラブルが発生後に故障診断を行う原因の追及の時間と、ハーネスの不良を
発見するまでにばらさなくてはいけない工賃を考えるとかなりの金額になって
しまいます。私達はクラッチ交換作業を行いながらも全体を見渡し、不良箇所
があった場合は適切に処置を行うことで、トラブルを未然に防ぐようにしていま
す。昨日ご紹介したクーペのハーネスのトラブルと同様、サービスの一環です^^
ハーネスを綺麗にまとめ保護します。
細かいことですが、これをやるかやらないかでその後の車の調子が大きく
変わります。些細な事かもしれませんが、こんな事にも拘りを持って作業さ
せて頂いています。
左;新品フライホイール 右:新品クラッチ
スラストベアリング
かなり汚れが目立っていますが、交換時期が遅れていたらシールが
破れていた可能性が大です。
クラッチセンサーを組み込んで作業完了です。
写真のセンサーサポートが10台に1台の確率で割れています。
割れている場合は交換が必要になります。
トルクチューブを装着していきます。
今回は逆側のミッション側の写真をご覧ください。
全て組み上がったら、テスト走行を行いフィーリングを確認しながら
最後はテスターで調整を行い作業完了です。
ライト廻りモディファイ
マセのライト関係の交換は外側から出来ません。
リフトに上げ、タイヤを外し、インナーフェンダーを取り外して作業を行います。
ポジションランプ
最近お客様から昭和の香りが漂うライト廻りを今風に一新したいとの要望が
多いですが、ポジションを変えるだけでも大きく雰囲気が変わりますのでお勧
めのカスタマイズです。
(注)ポジションはエラーキャンセラー処理が必要になります。
ヘッドライトケルビン数アップ
ノーマルのHIDはポジションを変更すると黄色掛かって見えてしまうので
交換をお勧めしています。
左:ノーマル 右:変更後
左・ノーマル 右:カスタマイズ後
今回の作業はこれで完了です。
K様遠方からのご来店ありがとうございました!
今後も宜しくお願い致します。
マセラティクーペのメンテナンス、カスタマイズお任せください。
クラッチ交換はかなりの台数を施工しております。工賃もかなりリーズナブル
に設定しております。
今も姫路、名古屋の方の施工をしております。陸送費を合わせてもお得だと
思います。
お問い合わせは株式会社ミラコラーレ
TEL:045-849-3031
mail:info@miracolare.co.jp
までお気軽にお問い合わせください。