マセラティクアトロポルテクラッチ交換
2011年05月01日
今回は某有名販社様からのご依頼でクラッチ交換を施工しまし
たのでご紹介致します。
作業内容は
クラッチ交換
プラグ交換
油脂類
エンジンオイル漏れ修理
クラッチ交換からレポート致します。
下記が交換したパーツです。
作業はマフラーを全て取り外し
トルクチューブを下ろします。
ミッション側
クラッチ側
交換前のフライホイール
取り外したフライホイールとクラッチ
フライホイールはかなり焼きが入っています。
クラッチ板
かなり減っているが目視でも確認できます。
クラッチセンサー
センサーが不良になるとカンビオエラーを含め様々なトラブルが発生します。
当社ではクラッチ交換と同時交換をお勧めしております。
スラストベアリング
左:新品クラッチ 右:交換前クラッチ
震災後ミッション半下ろしの状態で作業することを基本的に行わないように
しております。
突然の地震の際に、半下ろしの状態ではリフトから車を下ろすことが出来ない
為です。今回もトランスアクスルを下ろして作業を行っております。
手間は掛かりますが、安全に勝る物はありませんので。
トルクチューブを取付クラッチ関係の作業は完了です。
下から除いても交換前後の差は一目瞭然です。
左:交換前 右:交換後
最後の仕上げはF1ポンプへのオイル注入とエアー抜きです。
テスターを使いながらオイルを補充していくのですが、オイル注入は
テスターが行ってくれませんので油量を確認しながら手作業でオイルを
入れていきます。
試走後各部の漏れ、カンビオポンプの油量を確認にて作業完了です。
エンジンオイル漏れ修理
クアトロポルテのエンジン廻りはオイル漏れしている車がとても多いです。
オイル漏れと判断するか、滲みと判断するかは漏れている箇所と量によりま
すが、そのまま様子を見るケースもあります。
周囲にオイルが飛散しやすいような箇所は早めに対策した方が良いケースが
多いです。
今回の漏れ箇所です。
ヘッドカバーも綺麗に洗浄します。
プラグ。
こちらもエンジンオイル漏れと同時に施工すると工賃が抑えられます。
関連箇所で同時に施工した方が安くなる場合は、都度ご案内しております。
これで今回の作業は完了です。
施工後のテスト走行でもクラッチのスムースさが
各販売店様よりご要望が多かったクラッチ交換他メンテナンスに作業に関し
て、業者様向けのサービスを始めました。
メンテナンス、カスタマイズ等施工致しますので遠慮無くお問い合わせください。
お問い合わせ先
株式会社ミラコラーレ
TEL:045−849−3031
mail:info@miracolare.co.jp