「走ってなんぼ」 BMW525i Mスポーツ編/マセラティ/フェラーリ/ランボルギーニ/アルファロメオ/イタリア車/専門店/パーツ/横浜/ミラコラーレ
2008年11月01日
楽しみにしていた方も、そうでない方も、ご無沙汰でございました。(^^)
さて、今回はなんとBMWシリーズ。
525i Mスポーツです。
売れ線といわれるこの車。
なにがそんなにいいのか、確認したいと思います!
まずは外観。

大きいです。
マセラティクーペが横に並ぶとマセラティが小さく感じます。
ガヤルドと並ぶと、ガヤルドの低さが完全に別のカテゴリーの車だと確認できます。
Mスポーツということで、専用のエアロを纏います。
そして専用のカーボンブラックという専用色。
足まわりもMスポーツ専用で、車高も落ちています。
昔からBMWはベンツとは一線を画し、どちらかというとスポーティな車づくりをします。
その真骨頂はMシリーズですが、そこまで必要ないという方にはこのMスポーツがお勧めです。
さて、乗り込みましょう!
シートはハーフレザーで、滑らない工夫がされています。

そして案外シンプルなメーター周りとコンソール付近です。
iDriveという機構が付いており、比較的操作しやすくなっています。
また、Mスポ専用のカーボンチックな素材を使い非常にスポーティになっています。
室内は十分広いです。楽々大人4人乗れます。
さすがBMWセダンです。

また、トランクも非常に容量があり、思わず中に住めるんじゃないかと思いました(笑)
そして、リアトランクを倒せば、室内まで広大なスペースが誕生します。
昔のBMWとは違い、かなり日本車などを研究し使い勝手なども向上しています。
今回は大黒埠頭まで試乗します。
大柄なボディに似合わず、出だしも軽く動き出します。
2500ccしかないのですが、十分のトルク感があります。
普段の足として乗るには、これぐらいのパワーでも十分です。
高速に乗ると、この車の一番の売りの部分が発揮されます!
そうです、足まわりです。

街中〜高速というシュチュエーションでは、ほぼ完璧な動きを見せます。
柔らかすぎず硬すぎず、これぞBMWという足まわり。
よく動くのです。
確かにロール量は大きいのですが、ロールしてからの曲がり方が素晴らしいのです。
これには感動しました。
ロングツーリングなどでも疲れることのない、BMWの足です。
エンジンも直6 2500?の割にはよく走ります。
先述したように下からのトルクはありますし、レッドゾーンの7000回転まで綺麗に回ります。
これで十分です。

ただし、追い越しの際など踏み込んだ時にはやはりパワー不足感は否めません。
それ故530など上のクラスの車種があるのでしょうね(^^)
あとはシフトも通常のドライブモードと、マニュアルチックに操作できるモードがあり、
ついつい雰囲気を楽しんでしまいます。
この辺はアルファロメオと同じですね。

今回の試乗では、ほぼ予想通りの車という印象でした。
とにかく全てにおいて優等生です。
尖ったところや、不足などがなく、普段の足として乗る分には最高の車だと思います。
Mスポーツというパッケージの中での、BMWの答えが明確です。
専用の足まわりが特にこの車を印象付けます。
とにかく疲れない。
嫌な突き上げもない。
しなやかに動く。
この足を体験するだけでも、BMWに乗る価値はあるのではないでしょうか。。。
詳しくはこちら!