「走ってなんぼ」フェラーリ360チャレンジストラダーレ編 /マセラティ/フェラーリ/ランボルギーニ/アルファロメオ/イタリア車/専門店/パーツ/横浜/ミラコラーレ
2008年06月13日
そもそもチャレストとは、モデナから軽量化とパワーアップを果たし
足を固めサーキットも走れるようにしたモデルです。
いわゆるメーカー純正チューニングカーです(^^)
楽しみです!
さて、まず外観ですが、
モデナからの大きな変更はなさそうです。

しかしじっくり見ると!
見てびっくりのカーボンローターです!
これだけで数百万円。。。

しかもチャレストホイールは必見です。
ホイールボルトがチタン製。
なんと1本3.7万円なり!(><)
20本で74万です。
そしてそして、なんとサスペンションのバネまでチタンです!
そこまでのこだわり。
完全レースカーの手法です。
このブレーキとホイールだけで、バネ下は随分軽くなっているでしょうね。
そして乗り込むと軽量化された痕跡が随所にあります。
内装はアルカンタラで覆われ軽量化。

ドアの内張りもカーボンで覆われます。

この辺の仕上げは美しいです。
さすがメーカーチューンです(^^)
その他メカニカル的な部分も含め、トータルでモデナと比べてなんと−170キロ!!
の1280キロ。(コーンズカタログ値より参照)
そしてパワーは25馬力アップで425馬力です。
このスペックで刺激的でないはずがありません(笑)

実際に走ってみると、ほんの数メートル動かすだけでこの軽さはわかります。
軽量化の恩恵がF1シフトを1速に入れ、動き出す瞬間から感じられるのです!
全体のカッチリ感があり、リニアな感覚・車との一体感が伝わります。
今回はレースモードのまま走ります。
アクセルを踏み込みます。
4500回転から音が劇的に変わります!
とんでもない音です!(><)
公道ではためらってしまうほどの爆音です。
とても純正マフラーとは思えません。
レーシングフェラーリの音ですね(^^)
ついついアクセルを踏みたくなる音です。

そしてなによりも車の動きがシャープです。
この動きは軽量化されレーシングチューンされた車の動きです。
バネ下の軽量化もかなり効いているような気がします。
足もきっちり締め上げられながらも、ストロークが取られており
決して硬すぎるということはありません。
公道でも十分に使えます。
エンジンパワー・足回り・音・動き、今回の試乗では文句の付け所はありません。
メーカー純正チューンの凄さを改めて確認しました。
そして同時に、軽量化の凄さと、その軽量化にこだわり創り上げた
フェラーリのメカニック達に拍手です。(^^)

久々に興奮しました。
ポルシェ997GT3RSと同じ方向を向いているなと感じました。
サーキットと公道を不便なく走れる車。
アプローチや乗り味は違えど、目指すべきものは同じで
その結果、相通じるものがあると感じました。

紛れもなく、メーカー純正チューニングカーです。
現在でもプレミアがつき、高値を保っているチャレスト。
その価値は十分にあり、今でも全く色褪せていません。
ぜひ手にしたい1台です。
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