マセラティ専門店！ミラコラーレ

インジェクションクリーナーシステム導入のご案内

2021年02月20日

インジェクションクリーナーシステム導入のご案内

この度、ミラコラーレではインジェクションクリーニングシステムを導入致しましたのでご案内致します。

まだまだ現役バリバリで走っている、Coupe、GranSportも初年度登録は2002年と新車登録から15年、長いもので20年近くが経過しております。また、Quattroprte、GranTurismoにおいても初期モデルから数えると生産から10年〜15年が経過しているため、エンジンに少し疲れが見える個体が増えてきました。疲れの原因を紐解くとエンジンに燃料を噴射するガソリンインジェクターに長い年月の経過と共に汚れや詰まりなどが発生し、アイドリング時のバラツキやエンジンレスポンスの低下など実際に体感出来る症状が出ている車が増えてきています。
また現行型ギブリや現行型クアトロポルテなどは直噴エンジンになったことで経過年数以上にインジェクター周りへの負担も大きくなっています。

そこで新しいエンジンのメンテナンスメニューとしてガソリンインジェクターのクリーニングシステムを導入致しましたのでご紹介致します。

〜インジェクションクリーニングを行うとどうなるのか？〜

・アイドリングが安定しハウンチングや息継ぎなどを改善することができます！
・エンジンのレスポンスが良くなりレッドゾーンまで軽快に吹け上る様になります！
・エンジンのかかりが良くなります！（クランキングが短くなり一発始動します！）
・燃費が良くなります！

インジェクションクリーナというと、すぐに思いつくのがガソリン添加剤ではないでしょうか。ガソリンタンクに添加剤を入れインジェクターの清掃を行うのですが、効果の度合いが目に見えるわけで無く、体感のみで正直分かりにくい所があります。
今回当社が導入したシステムは、インジェクターを取り外し直接インジェクターを清掃する方式です。システムが非常に高価であり、作業の手間も掛かるため導入している整備工場はまだまだ少ないと思います。当社でも導入前にテストでアイドリングのばらつきが出ている車、エンジンレスポンスが悪い車、走行距離は多い車でテストした結果、効果が抜群であったため今回導入に至りました。

インジェクションクリーニングを実施すると適正量のガソリンがしっかり噴霧できるため、エンジンの調子が非常に良くなります。
スポーツ走行などを行う場合はもちろん、普段街中走行などがメインの方では燃費が良くなる等良いことづくめのお勧めメンテナンスメニューです。

「最近エンジンがボソボソと調子が悪そうだ...」
「以前の様な鋭いレスポンスが無くなり加速も鈍い様な気がする...」
「アイドリングが不安定」
「燃費が悪くなってきた」
など、エンジンの調子が気になる方はお気軽にご相談ください。

YouTube動画でもインジェクションクリーニングの様子をご紹介しておりますので併せてご覧ください。（チャンネル登録も頂けると幸いです）

〜マセラティのインジェクションをクリーニング！その効果は！？〜

〜そもそもガソリンインジェクターとは？〜

エンジンコンピューターで決められた規定量のガソリンを正しいタイミングでシリンダーに噴射するパーツです。走行時はもちろんアイドリング、クランキング（エンジン始動時）など常にエンジンにガソリンを送り続けています。

使用と共に汚れの付着などで弁が上手く開閉できなくなったり、ラインが詰まってしまい規定量のガソリンを噴射できなくなります。クリーニング前に噴霧量をチェックすると、噴霧量が少ないだけでなく、弁が固着して制御出来ずにガソリンが垂れ流しになる症状も確認出来ました。
噴霧量は濃くても薄くてもだめで、アイドリング時のハウンチング（脈動）やエンジンの吹け上りにバラつきとして症状が起きてしまいます。
エンジンを動かすために重要なパーツですのでインジェクター不良になるとエンストの原因や最悪の場合エンジンブローにも繋がる箇所です。

上記画像の左側がクーペ・グランスポルトなどに装着されるインジェクター、
右側がクアトロポルテ ATやグラントゥーリズモなどに装着されるインジェクターです。
それぞれ1本 65,000円〜 83,600円しますので、V8エンジンの場合全て交換するとパーツ代だけで 50万円〜 65万円と結構な金額になってしまいます。
クリーニングでコストを抑えながらもエンジン本来のパワー、レスポンスを取り戻すことが可能です。（クリーニングで良くなるケースが殆どですが、インジェクター本体が故障しクリーニングでは改善されない場合はパーツの交換が必要となります。）

それではクリーニングの様子をご覧ください。

1、インジェクターのチェック

クリーニングを行う前にインジェクターの状態の確認、噴霧テストを行い詰まりや漏れが無いかを確認していきます。

インジェクターチェック動作では実際にエンジンが作動している状態を再現し確認しています。

・クランキング

・600回転（アイドリング）

・2,000回転

・5,000回転

・10,000回転

まで各回転数での噴射状態を確認します。

2、噴霧量を測定する

一定時間インジェクターを噴射させ、各インジェクターごとに差やバラつきが無いかを確認します。

今回のテストにおいては、、、、、何となんと！
写真左から5番目、5番シリンダーのインジェクターだけ噴射量が少なく、全体のバランスも崩れてしまっています。噴霧量の測定前のテストにおいて目視でも明らかにインジェクターから噴霧される放物線がおかしかったのが確認出来ました。

本来ガソリンはエンジン内部へ噴射されるため、実際にどのくらいの量が噴射されているか確認することはできませんがテスターを使用することで目で見てしっかりと状況を確認することができます。（ここが添加剤と違うところです）

3、クリーニング作業

インジェクションのチェックが完了したところでいよいよクリーニングを行います。

専用のクリーニング溶剤と超音波振動にて内部をクリーニングしていきます。
クリーニング装置だけでなく、このクリーニング溶剤が重要な役割を担っています。
実作業は超音波振動と専用クリーナーでインジェクター内部までクリーニングを施します。

クリーニング後、溶剤を流し再度インジェクターの状況を確認します。

4、クリーニング後のテスト

クリーニング終了後インジェクターはどうなったかをテスターで確認します。
先程、噴射量が他のシリンダーに比べて極端に少なかった5番シリンダーに注目ください…

5番インジェクター、見事に復活しました！
各シリンダー均一にガソリンが噴射されていることがお分かり頂けるかと思います。

ガソリンは少なくても、多すぎてもエンジンには良くありません。点火タイミングや噴射量などコンピューターが算出した規定量のガソリンを正しいタイミングで噴射できることが重要になります。

クリーニング後のインジェクターをエンジンに装着し、クリーニング作業は完了です！

クリーニング後はエンジンのかかりも良く一発始動です！
ブリッピングをしても軽快で、タコメーターの針も鋭く動きます！
アイドリング時も針がピタッと安定し、エンジンの調子が良くなったのが乗り込んだ瞬間に分かります。

☆昔に比べてエンジンの吹けが鈍い…
☆エンジン始動時のかかりが悪い
☆燃費が悪くなった

等々に非常に効果的なメニューです！

又エンジンECUチューニング等のカスタマイズを行う際に、インジェクションクリーニングを同時施工する事でより効果を体感して頂けると思います。

☆より多くのオーナー様にインジェクションクリーニングの感動を体験して頂きたく、期間限定！キャンペーンを開催致します！

☆インジェクションクリーニングキャンペーン☆【期間：2021年5月末日まで】

・クアトロポルテ、グラントゥーリズモ　
通常料金：139,150円 → 100,000円（税込）！

・クーペ、スパイダー、グランスポルト
通常料金：127,050円 → 100,000円（税込）！

・ギブリ、クアトロポルテ、レヴァンテ（V6エンジン）
通常料金：154,880円 → 100,000円（税込）！

・現行型クアトロポルテGTS、レヴァンテGTS（V8エンジン）
通常料金：174,240円 → 100,000円（税込）！

全車種！税込み100,000円のキャンペーン価格にて施工させて頂きます！
料金には、インジェクター脱着工賃、Oリングなどのパッキン類、必要消耗品など全てが含まれた金額です！

愛車のエンジンをお得にリフレッシュできるチャンスです！
施工をご希望の方はお気軽にミラコラーレまでお問い合わせください！

ミラコラーレではマセラティのカスタマイズだけでなく点検や車検整備などメンテナンス全般承ります！一般整備は無論の事、タイミングヴァリエーター交換、クラッチ交換などの一般メンテナンスからエンジン載せ替え作業まで、マセラティのことなら何でもお任せ下さい！

株式会社ミラコラーレ
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