マセラティクアトロポルテ燃料ポンプトラブル
2011年11月18日
マセラティクアトロポルテ燃料ポンプトラブル
都内在中のS様。
高速走行中にガス欠になり、ガソリンを入れた後もエンジン不動状態となり
リスタート出来なくなってしまったトラブルに関してレポート致します。
合わせてカスタマイズも施工させて頂きましたのでご紹介致します。
普段中々目にすることが無い部分ですので、是非ご覧ください。
トラブル内容
(1)高速走行中にガス欠によりエンジンストール
(2)ロードサービスにてガソリン補給
(3)再度ガス欠にによりエンジンストール
(4)給油してもエンジン再始動出来ず。
(5)レッカーにて入庫
上記症状を元に故障診断を行った結果、燃料ポンプのトラブルであることが
判明し交換となりました。
原因はガス欠により、燃料ポンプが空引きすることでの故障です。
ガス欠はエンストだけでなく、最悪今回のようにポンプが壊れてしまいますの
でご注意ください。
後ほど詳細を説明しますが、空っぽの状態から10l程度を入れてもポンプの吸い込み位置により、直ぐにガス欠となりますのでご注意ください。
燃料タンクはトランクを内をバラしていくと見えてきます。
シルバーの部分が燃料タンクです。
メンテナンスを施工する場合は、ガソリンを全て抜いて作業を行います。
タンクを取り外した状態。
取り外したガソリンタンク。
穴が開いている部分に燃料ポンプが2つ装着されています。
これが燃料ポンプです。
ガソリンタンク
単品でも結構な重さがありますが。
クアトロポルテは90l入りますので、満タンであればタンク重量+90kgと
なり一人で持つのは不可能です。
ポンプを交換してます。
装着完了です。
壊れてしまった燃料ポンプ。
ポンプの吸い込み側をタンクに当てて見たところ、空っぽの状態で10l程度の
ガソリンを入れても、ギリギリ届くか届かない程度です。
ガス欠状態でセルを廻し続けると燃料ポンプが壊れてしまうのでご注意ください。
ガソリンタンクを装着します。
電気配線と燃料ラインを接続して作業完了です。
ローダウン+スペーサー
施工前 左:フロント 右:リア
施工後 フロント
指3本から1本半にダウン
施工後 リア
指4本から2本にダウン
スペーサー
スペーサー装着前
ホイールがかなり中に入ってしまっています。
ローダウン作業はこれで完了です。
ブレーキパット交換
装着されてたパットの鳴きが酷いのと、効きが良くないと言うことで
パット交換させて頂きました。 フロント リア
純正品の価格は半分で効きは感覚的に倍位効くようになります。
S様ありがとうございました!
今後も宜しくお願い致します。
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