マセラティクアトロポルテ4．2スポーツGTDuoSelect車検整備

5代目クアトロポルテのパーツも一部生産終了の物が出てきており、色々と厳しくなってきている中大切にお乗りになっている方も多数おられます。これからも長く乗っていきたいと当社には日本全国からメンテナンスにご来店頂いております。

そんな方達の気持ちに応えていくためにも、生産終了になった整備用パーツを開発することでこれからも乗りつつけて頂けるよう取り組んでおります。（パーツは業版も可能ですのでお問い合わせください）

今回はオリジナルパーツを使用してメンテナンスを行いましたのでご紹介いたします。

作業内容は以下の通りです。

2004年式　クアトロポルテスポーツGT　走行50,450km

エンジンオイル、エレメント交換
ポーレンフィルター交換（エアコンフィルター）

ポーレンフィルターが目詰まりし劣化すると、フィルターの役割をしなくなるだけでなく最悪車内に水が回り込みECUが水没するなどの2次災害が発生することがあります。
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写真のように汚れも大きい箇所の為定期的な交換をお勧め致します

ラジエータホース交換

　ラジエータホースアッパー交換
　ラジエータホースロア（ミラコラーレBERTOCCHI）　純正生産終了

数年前に走行中に目の前が水蒸気で見えなくなるというトラブルが多発しました。
原因はこの太いホースが劣化により破裂又はジョイント部分のプラスティックが割れてしまうことで起きていたのですが、最悪オーバーヒートによりエンジンがブローしてしまう可能性がある重要なパーツです。交換の目安としては、目視でホースが膨らんでいないか、触ってブヨブヨしていないかで判断します。もし目の前が水蒸気で真っ白になったら安全な場所にすぐに車を停めてください。

ラジエータホースのロア側はパーツの供給が終わってしまった為、オリジナルで作成しております。業版も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

リバースTレバー修理　分解、加工

こちらも交換となるとかなり高額なパーツです。
DuoSelect発売当初は操作方法が分からず、力任せにバックに入れようとしてゴルフ場、ホテル、ガソリンスタンドで破壊された車が数多くありましたが最近は経年劣化による物が多くなっています。プラプラになったレバーの位置が悪くエンジン不動になるトラブルもありますので早めにメンテナンスをすることをお勧めします。（破壊状況によってはOH出来ない場合もあります）
 

 

TPMSキャンセラー
空気圧センサーのエラーが出るとエンジン始動時にディスプレイに大きくエラー表示されるので鬱陶しいと思われる方も多いエラーです。
単純に空気圧センサーのバッテリー切れであれば良いのですが、最近多いのがECUの不良。
ECUりパーツ供給が終わってしまったため、修理が出来ない箇所です。
当社ではソフトウエアを書き換えすることでディスプレイ上にエラー表示をしないようキャンセルが処置が可能です。ご希望の方はお問い合わせください。

カスタマイズ　カンビオECU

こちら取り扱いを始めてから18年経ちますが、効果は大きく定期的にオーダーを頂いているロングセラー商品です。セミオートマの変速速度を速く、滑らかにしクラッチの寿命も長くします。
ATにおいても効果的でシフトダウンは装着後のフィーリングを激変させます。

6代目クアトロポルテ、ギブリ、グラントゥーリズモ用もありますのでお問い合わせください。
 

16年前に施製作した動画ですがご覧ください。→ここをクリック←

 

今回の作業は以上となります。

マセラティのメンテナンスはミラコラーレにお問い合わせください。

株式会社ミラコラーレ
〒233-0004
神奈川県横浜市港南区港南中央通7−18
TEL:045-849-3031
mail：info※miracolare.co.jp　（※は＠です）