ガヤルドプロジェクト Fase1 安全性の向上
2008年02月02日
固った事は先回レポート致しましたが、今回は開発車両をばらして見聞しまし
たので開発の裏側をお届けします。
残念ながら開発の詳細は秘密でお届け出来ませんが、写真を見ていただき
・こんな事やってるんだ
・そこはどうなるの???
・こうなるんじゃないかな?
と思いをはせてください。
最初にガヤルドプロジェクトのおさらいから
「車本来が持つ高いポテンシャルを引き出す」
そのベースとなる部分として、サーキットで安心して走れる車にすることが
Fase1のテーマです。
サーキット走行でのテスト結果を元に、リフトに上げて更に詳細なデータ取りを行いました。



ばらして細部まで確認していきます。
1,フロントラジエータ廻り
ここにも重要なヒントが隠されていました。


これを見て何をするのか????
おわかりになりますか??
2,足回り
専用のサスペンションKitの開発も行いますが、ノーマルを活かしたまま
モディファイを行えないか議論を重ねた結果、面白いアイディアが。


この周辺部をこうして、ああすると。。。どうなる
ここに新たなパーツを開発して組み込むと、こうなるはず!と
皆で現車を確認しながらディスカッションを繰り返します。
この写真を見ただけで、何をするか分かる人は分かってしまうと思いますが。
3,マフラー
議論を重ね方向性が見えてきました。
年式による構造の違い等もしっかり把握し、各年式に合わせて開発を進めて行く予定です。
サウンドは拘りながら、性能面の向上も実現していきます。




4,ブレーキ廻り
最初に解決しなくてはならない、最重要項目です。
まず目に飛び込んだのがパット。


ノーマルパットは完全に使えない状態になっておりました。
更に車を見ていると、こんな事になってたりして。

早速こんなものワンオフで作ってみました。
効果の度合いは近日中にサーキットにてテストを行います。
更にブレーキホースの採寸を行い、パットは某メーカーさんの協力により早速
開発して頂ける事に。
これからも開発の様子をお届けしていきますのでお楽しみに。
次回はブレーキ強化に関してお届けいたします。
野田