ガヤルドプロジェクト始動!
2008年01月20日
新プロジェクトをスタートしました。
ミラコラーレではガヤルドプロジェクトを立ち上げ、本格的にガヤルドのパーツ開発に取り組んでいきます。

ガヤルドをベース車両に選択した理由。
1、車本来が持つポテンシャルが非常に高い。
2、残念な事に色物に見られがちで、走りの評価が不当に低い。
3、アフターパーツが殆ど無い。
「ガヤルド本来の走りを引き出す!」
を基本コンセプトにガヤルドプロジェクトを本格的に推進していきます!
ガヤルドオーナーの方、ご期待ください。
今まで取り組んできたマセラティもポテンシャルは高いが、評価されていなかった車です。
しかし今では多くのお客様に大変素晴らしいとの評価を頂くまでになりました。
ガヤルドの良さとポテンシャルの高さを更に高めて行きますので宜しくお願い致します。

早速今後の開発の方向性を決めるため、フルノーマルの状態でFISCOに持ち込みテストをしましたのでレポートいたします。

ファーストインプレッションは想像以上に良い車!
この車をチョイスした事は正解でした!
・とにかくコントロールしやすい!
・ありあまるパワーがとても気持ち良い!
・パワーはあるがとても扱いやすい!
7割くらいの感覚での走行で、1lap目から弊社デモカーのマセラティクーペ全開時より好タイムを記録しました。
今後煮詰めていくとかなり良いタイムが期待できそうです。

しかしながらネガティブな部分が早くも顔を出します。
さあ全開にするぞ!の前の僅か3lapでブレーキが完全に抜けてしまうトラブルが発生。
(Lapタイムは2min5secくらい)
ストレートの真ん中くらいから、左足でポンピングして対応するが、最後はpitでも止まらずに冷や汗もの。。。
お陰様で最初のコンセプトが決定しました。
「サーキットを安心して走れる車作り」からスタートしていきます!
Fase1 ブレーキ廻り強化!
・ブレーキパット開発
・ブレーキホース開発
この2点を行います。
パットの型どり作業走行後キャリパーとローターの温度上昇が尋常では無かった事を思い出し、リフトに上げた状態で車の構造を確認すると
パットとホースの交換だけでは抜本的な対応策にならない可能性が・・・・
大口径のキャリパーを装着しても、駄目だったという話も漏れ聞こえてきています。
原因もほぼ分かりソリューションの見いだせましたので、対策品装着後
早速サーキットに持ち込みテスト致します。
その結果を踏ま製品開発に進めていきます。
今後定期的にテスト結果及び、開発の様子を当HPにてレポートしていきますのでお楽しみに!
お問い合わせ、ご意見、ご要望はこちらまで。何なりとお申し付けください。info@miracolare.co.jp
マセラティのパーツ開発には今後も同様に取り組んでいきますので変わらぬご愛顧お願い致します。
野田