タイヤ空気圧、温度センサー
2007年10月21日
空気圧センサー。
数年前ハイウエイを走行する車両が次々にバーストし社会問題になった事は記憶に新しいと思います。
その殆どが日頃のメンテナンスを行わない事による、空気圧不足が原因による
バーストであった事から様々な企業が安全性を高める目的でセンサーの開発が
進められてきました。
今回ご紹介するのは空気圧と、温度を4輪同時にリアルタイムで監視できる装置です。
このシステムの特徴は、ホイールのリムの中に装着し無線でデータを飛ばす事により、普段は装着している事を意識しないで使用出来ることです。
更に軽量であるため、ホイールバランスを取る際も大きなウエイトが必要ありません。
実際に当社のデモカーに装着しましたのでご覧下さい。
1、このシステムは以下の構成からなっています。
左側から、温度、空気圧モニター
蝶々みたいのが、センサーになります。
2、では早速ホイールにセンサーを取り付けます。
エアーを入れるエアバルブにセンサーを取り付けます。
これが装着後の画像です。
これにタイヤを組み込んで作業完了です。
あくまでのタイヤの中ホイール側に装着致しますので、
外からは取り付けている状態は見えません。
3、モニタリング部
センサーからのデータは無線でリアルタイムでモニターに表示されます。
(1)空気圧表示
画像は空気圧を表示しています。単位がKPaとなります。
従いまして写真の205KPaは、一般的な呼び方にすると2.05kとなります。
表示分はタイヤの位置とリンクしていますので
○左前輪 ○右前輪
○左後輪 ○右後輪
と対象になって表示されます。
(2)温度表示
取り付け後早速面白いデータが取れました。
写真を見ていただくと、温度圧力共に左右で大きく異なっています。
走行前なのなんで???
誤差にしては大きいので壊れているのではと皆で考えた結果。
太陽の当たり方で、
左が直射日光を浴びている
右が日陰側
たったそれだけえ10度以上温度が異なるんです。
更に全て一定に調整した圧力も温度にリンクして異なるんですね。
走らなくても温度でこれだけの差が出るなんてと皆で驚いております。
モニターはこのような形で装着となります。
ステイを付ければ色んなアレンジが可能です。
4、使い方
一度設定したら後は特に何もすることはありません。
圧力、温度の切替もボタン一つで出来ますし、交互に自動的に切り替わるように
設定する事も可能です。
私達が考えるこんな方にお勧めしたいという方は
☆フェラーリ、ランボのようにたまにしか乗らない車にお乗りの方。
空気圧は乗らなくても日々自然に抜けていきます。
たまに乗ったときに空気圧が即分かりますので安全性が向上します。
☆高速を良くお使いの方
☆とにかく右足に力が入ってしまう方。
☆サーキットを走られる方
サーキットでの空気圧の管理の重要さは周知の通りです。
これを装着する事で適正な空気圧管理が行えると同時に、精神的な
マージンを得る事が可能になります。
又日常お使いの車に装着したい方は、モニター部分が2輪だけを表示し
圧力、温度の異常が発生した際にアラームで通知する廉価版もございます。
安全性を高め、空気圧管理が容易に行えるこのシステム皆様のお車に
装着することをお勧めいたします。
実走でのテストは、高速、一般道、サーキットにて行いま後日レポート致します。
尚車種による虫ピンが異なりますのでオーダー時は車種をお知らせ下さい
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