マセラティクーペGT
2007年05月02日
マセラティクーペGT・・・・あまり聞きなれない名称かもしれません。
良く耳にするのがマセラティクーペカンビオコルサ又はグランスポルトではないでしょうか。
GTとはクーペのマニュアルモデルの呼称です。
クーペのマニュアルモデルが何台あるかご存知ですか?
マイナーチェンジ前の02年〜05年までの国内登録台数で50台無いと言われています。
更に今回ご紹介するのは、06年モデルからマイナーチェンジされた通称グランスポーツ顔
ですので、更に台数が少なく10台無い車と言われています。
当社でのマセラティクーペの取り扱い台数は国内でもTopクラスである事を自負しておりますが
それでもこの車を入れて3台しか取り扱っておりません。
それほど台数が少ない希少車なのです。
このマイナーチェンジされた車一体何処が変わったのか簡単に説明いたします。
デザイン面
フロントマスク変更
マイナーチェンジ前
マイナーチェンジ後
フロントマスクの口が大きくなっているのがわかりますか?
更に下をよーく見てください。スポイラーが追加されています。
リアビュー
マイナーチェンジ前
マイナーチェンジ後
バンパーの下の形状が変更になりフロント、リアともに迫力のあるデザインに変更されています。
これがグランスポーツ顔と呼ばれる所以です。
更に変更箇所として細かい部分ですが
リアクオーターにマセラティのトライデントステッカーが追加されています。
一番の違いはアルミホイールのデザインの変更です。
マイナーチェンジ前
マイナーチェンジ後
性能的にはメーカー側はは公に変更を発表しておりませんが、前期型と乗り比べると
かなり違うのが体感できます。
マセラティは知らない間に改善を行い俗に言うランニングチェンジが結構行われる
車なのでいくつか目に見えない部分を改善したものと予想されます。
乗り比べて明らかに違いが感じ取れる部分は
・足回り:バタつきが軽減されかなり踏ん張る足に改善された。
・ブレーキ:初期制動が良くなった
・エンジン出力:トルク感がUPし全開で加速していくと明らかに速い。
コンピュータープログラムの変更の可能性大。
足とブレーキはグランスポルトに近い感じと表現したら分かりやすいかもしれません。
メンテナンス面でカンビオコルサとマニュアルの一番の違いはクラッチの耐久性ではないでしょうか。
当社のデモカー(MT)はもうすぐ70,000kになりますが、新車時からクラッチ交換をしておりません。
サーキットもガンガンに走り普通より過酷な使い方をしておりますが、まだ滑る気配も無く10万キロまで
無交換でいけそうです。
如何ですか・・・・
マニュアルのクーペ。この機会を逃すと3200GTのマニュアルを探すのと同じで次見つけるのは
大変な車ですよ。
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