AstonMartin V8 Vantage DMS ECUチューン
2017年10月16日
V8Vantageのデモカー導入後、様々なシチュエーションにてテスト走行を重ね開発の方向性が見えてきました。
開発アイテムの第一段階として、フロント+センターマフラーを開発しエンジンレスポンスの向上とパワーアップ感が図れました。
特に5000rpmを超えてからの加速は明らかに変わりサウンド面でも音量は+20%くらいに抑ながら、左右バンクの排気を上手く同調する事で、綺麗な音質にする事ができました。
トンネル内でデモカーの後ろを追走していると、その綺麗な音質に聞いているだけで楽しくなってしまうほどです。音量的に物足りない方向けに現在イギリスのLARINI SYSTEMSにおいてリアマフラーを製作中ですので完成次第改めてレポート致します。
今回新たなアイテムの開発として、ECUチューンの開発に着手しましたのでご紹介致します。
共同開発を行なう会社のDMS社はアストンの故郷であるイギリスにあります。ミラコラーレとの付き合いは2009年11月からマセラティを中心に様々な車のECUチューンを共に行なってきました。
性能は無論の事、品質面においてもトラブルが無く信頼度は抜群です。
今回の開発においては、当社で新しいデモカーを導入したとの一報だけで即ECUを送ってくれたらチューンを行なうよとの連絡の元スタートしました。
基本仕様は低回転域でのパワーとトルクを上げる事で市街地では乗りやすく、高回転域では圧倒的なパワー感を得られるような仕様で開発を進めております。
ソフトウエアが届き次第様々な条件の下テスト走行を行ない性能面、安全面を充分確認の上正式リリースさせて頂きます。
もう少し、仕様面で追加説明させて頂きます。
V8Vantageに乗ったインプレッションは発進から4000rpm到達迄の間のもっさり感が大きいので、ここを一番改善したいと感じた事です。
以前ベントレー アルナージも潜在パワーの割には発進からの加速間がまったりしていましたが、ECUにて俊敏な車に大きく変わり素晴らしい走りを魅せてくれるようになりました。
初期のガヤルドも発進時にトルクの谷があるため、クラッチがつながる瞬間にエンストするような違和感がありましたが、ECUチューンで改善され市街地での乗りやすさを実現しました。
無論両車共に一度アクセルを全開にするとレブリミットまで一気にフル加速していく様相は体感してしまうとノーマルに戻れないほどです。
今回もV8Vanageの良さを残しながら、ネガティブな面を改善し鋭さを増す仕様で開発していきますので楽しみにしていてください。
V8 VantageのECUはフェンダーの中にあります。
取り外しには、
タイヤを外し、インナーフェンダーを外す必要があります。
手を入れていると事にECUがあります。
ECUが顔を出してきました。
これがECUです。
チューン完了まで暫くお待ちください。
このデモカーは11月19日(日)開催のミラコラーレツーリングで試乗頂く事も可能ですので是非ご参加ください。
詳細はこちらをご覧ください。 →ここをクリック←
ユルイイベントですのでお気軽にご参加ください。
その他現在開発中及び開発検討中のアイテムは以下の通りです。
1,牽引フック
2,ブレーキパット
3,車高調整Kit
4,アルミホイール
20インチor21インチ 2ピースor3ピースホイール
18インチサーキット用1ピースホイール(Sタイヤ用)
5,リアマフラー
6,マフラーカッター
7,カーボンドアミラー
8,シフトECU
となっております。急ピッチでアイテムを揃えております。
各パーツ完成次第HPとFBにて情報を発信していきます。
上記以外にもこんなパーツが欲しい等ございましたらお気軽にお申し付けください!
株式会社ミラコラーレ
横浜市港南区港南中央通7−18
Tel:045-849-3031
mail:info@miracolare.co.jp