マセラティグランスポルト クラッチ+エンジンマウント交換
2016年03月05日
関西方面からお越し頂きましたT様。
クラッチとエンジンマウントの交換をさせて頂きましたのでご紹介致します。
では早速交換の様子をご覧ください。
交換したパーツ一式
上段左から クラッチコンプリート/フライホイール
中段左から エンジンマウント/クラッチセンサー/スラストベアリング/パイロットベアリング 他ボルト類になります。
マフラー、トルクチューブを取り外します。
トルクチューブが不良になるとエンジンの回転上昇に合わせて異音と振動が出ますがクアトロポルテと違い、クーペ系の車両ではトラブル報告は殆ど聞かれません。
クラッチコンプリート
真ん中の錆た箇所をスラストベアリングが押し込みクラッチの制御を行います。押された部分がスプリングの役割をしておりますが手ではとても押すことが出来ません。
フライホイール
クラッチコンプリート
スラストベアリングを組込みます
組立てた物をベルハウジングに組込みます。
クラッチセンサー
最近クラッチセンサーの不良により、不動になってしまった車の入庫が増えております。
クラッチコンプリートだけを交換して、センサーを交換しないことにより起きるケースが多いのですが、パーツ代もそんな高くなくクラッチ交換と同時作業であれば工賃も掛りませんので同時交換を強くお勧め致します。参考までにクラッチセンサーのみの交換とクラッチ廻り全てを交換した時の工賃は当社では同じになります。
エンジンマウント
左:使用済 右:新品
劣化度合いが隙間からよく分ると思います。
実際に指を入れるとその間隔が分ると思います。
クアトロポルテではエンジンマウントの劣化にて異音と振動が発生しますが、グランスポルトでは自覚症状が現われにくい分、ハーネスなどへ2次災害となって現われますのでご注意ください。
以上で作業は完了です。
この度はありがとうございました!今後も宜しくお願い致します。
マセラティのクラッチ交換はミラコラーレにお任せください。
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mail:info@miracolare.co.jp に何なりとお問い合わせください。
交換後のクラッチのつながりの差は作業工程と最終調整で大きく異なります。