マセラティクアトロポルテクラッチ交換
2014年04月20日
都内在中のY様。
いつも素敵な奥様とご来店頂きありがとうございます!
今回はクラッチとエンジンマウント交換で入庫頂きましたのでご紹介致します。
では作業の様子をご覧下さい。
マフラー、ミッション、デフをを下ろしていきます。
今回は仲良く二人で作業を行っていたため、いつもより多く写真を掲載しております^^
トルクチューブを下ろします。
ベルハウジングを外します。
クラッチ、フライホイールが顔を出します。
スラストベアリングで押されるスプリング部分が良い感じで跡が残っています。
今回交換したパーツ一式
上段左から
フライホイール、スラストベアリング、クラッチコンプリート
下段左から
ボルト、クラッチセンサー、パイロットベアリング
左:フライホイール 右:クラッチコンプリート
規定のトルクで締め付けていきます。
スラストベアリング、クラッチセンサーマグネット
ベルハウジング内部
スラストベアリングとクラッチセンサー
エンジンマウント交換
エンジンマウントの劣化によりボディーとエンジンが接触することで
かなり大きな振動と異音が発生します。
最近入庫するお車はエンジンマウントの劣化による振動が発生している
ケースが多いのですが、購入時から発生しているケースが多くこんな物?と
思って乗っている方が多くいるのも事実です。
アイドリング時にハンドル経由で発生する振動は間違いなくエンジンマウントの
劣化によるものです。
放置しておくとエンジンが所定の位置より下がってしまうことで、ハーネスの断
線等の2次災害が発生する恐れもありますので、お気をつけ下さい。
左:新品 右:使用済み
ブッシュ部分が完全に劣化し接触しているのが分かると思います。
これにエンジン本体の重量が掛かった時の状態を想像してみてください。
エンジンを吊りエンジンマウントの脱着を行います。
エンジンマウントの交換で車がかなりシャキッ!としますよ^^
以上で作業は完了です。
Y様ありがとうございました。
今後も宜しくお願い致します。
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