マセラティスパイダー90th Anvクラッチ交換+カンビオECU
2013年12月15日
都内在中のH様。
クーペを2台乗り継ぎその後少しの間他の車種に乗られていたのですが、又マセラティに復活したとのご連絡を頂きました。
クーペのお乗りの際はカンビオECUを2回とも装着させて頂いておりましたが
今回90周年記念モデルを購入したので、クラッチ交換とカンビオECU宜しく!
とオーダー頂きましたのでご紹介致します。
とても美しい90thモデル。トノカバーのカーボンはいつもても素敵すぎます。
まずはクラッチ交換からご紹介致します。
トルクチューブ
ベルハウジングを下ろすと、クラッチが見えてきます。
クラッチの中心部分に丸い円の錆の跡がありますが、この部分に
スラストベアリングが接触します。
左:フライホイール 右:パイロットベアリング
交換したパーツ一式
左から
クラッチコンプリート、フライホイール、クラッチセンサー、スラストベアリング
左:クラッチ 右:フライホイール
クラッチセンサー、スラストベアリング
ベルハウジング
スラストベアリングを組み立て装着します。
ベルハウジング内部を組込、調整しながら馴染ませていきます。
クラッチ本体は組込む前に全部バラしてセンターを出してから装着します。
交換前のクラッチ
ドライバーで指している、プレートが一番摩耗しているのが分かると思います。
下が劣化してくると発進時に「フォーン」と異音を発生させるパイロットベアリング。
フライホイール、クラッチを組み込みます。
トルクチューブ、マフラー類を装着して作業完了です。
装着が終わったら、実走でクラッチタイミングを調整していきます。
この調整が直ぐに決まる車もあれば、中々決まらない車もあるのですが
ここをしっかりやるかどうかでフィーリングが全く異なってくる重要なセッティン
グ作業です。
カンビオECU
変速速度を速く滑らかにするサブコンタイプのECUです。
本当に沢山の方に装着頂きましたが、その効果は絶大です。
装着後の動画はこちらをご覧ください。→ここをクリック←
配線を接続し作業は完了です。
H様ありがとうございました!
今後も宜しくお願い致します。
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