マセラティクーペフロントマフラー交換
2011年06月06日
都内在中のK様。
全開の車検時キャタから異音が出始めており、そろそろお約束のキャタ割れ
が酷くなりそうなのでとフロントマフラーを交換頂きましたのでご紹介致します。
K様は以前よりフロントを交換したいと言っておられたので、キャタのトラブル
を逆に喜んでいたようにも見えたのは気のせいでしょうか??
では早速ご紹介致します。
前回の車検時のキャタの状態をご覧ください。
写真左では下側に亀裂が確認できます。
写真右では右下側で割れてくる気配が出ており、この状態から完全に割れて
しまうまでの時間は意外に早いのでご注意ください。
割れてしまうとこんなになってしまいます。
良く電話で本当に割れるんですか?と聞かれますが本当に割れてしまうん
です。私達が一番恐れているのが後期型のエキマニに付いている触媒です。
これが割れてしまったら・・・・・まだ当社でも対策品は作っていませんが
エンジン半下ろしにしないと交換できない箇所です。
コストを抑える為には、最悪触媒部分を切断し再度溶接するしかないかも
知れません。
まだ後期型の触媒が壊れるまで時間がありますので、その間に対策品を
検討しておきます。
車検から少し経過した車両のキャタはこの通りやはり浸食は進んでいました。
フロントマフラー交換を行っても音量はそれほど変わりません。
一番の効果はパワーアップとエンジンレスポンスの向上です。
ではノーマルマフラーをじっくり見てみましょう。
真下から見ても何となく潰れているのが分かると思います。
上から見るとこの通り
そして横から見ると。
流石にこれでは抜けもサウンドも良くありません。
参考までにトロフェオのフロントマフラーも同様です。
トロフェオではフロントを変えただけでタイムアップしたデータも
あります。
K様も取り外したマフラーの触媒の確認と潰れた形を見て
俺のもやっぱりこうなってかた笑っておりました。
BERTOCCHIフロントマフラーを装着していきます。
このフロントマフラーはガス検を取得していますので車検対応品と
なっておりますのでリペア用としてお使い頂けます。
チェックエンジン等のトラブルに関しても報告はありませんので
安心して装着頂けます。
装着完了です。
性能はかなりアップしますが、見た目も美しくなります。
サウンドの変化を望まれる場合はセンターマフラーの交換を
お勧め致します。
横ではクアトロポルテのクラッチ交換の手を止めて、岸がタイヤの組み替えを
行っていきます。
これで今回の作業は完了です。
装着後待ち切れずに即ブリッピングでエンジンレスポンスを確認するK様。
変わった変わった。凄いレスポンスが良くなってる。
HPでは皆体感できると書いてあったけど本当に体感できるんですね。
まああれだけ潰れてれば変わりますよねとのコメントを頂きました。
いつも本当にありがとうございます。
今後も宜しくお願い致します。
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