マセラティクーペ グランスポルト化計画
2011年05月19日
兵庫県からご来店頂きましたK様。
ホームページでグランスポルトの中古パーツがあるとの一文を読まれて、
遠方から自走でご来店頂きました。
クーペのグランスポルト化を何回かに分けてレポートさせて頂きます。
今回は第一段としてEXHAUST系を中心に行いましたのでご紹介させて
頂きます。
カスタマイズの内容は
1,グランスポルト純正テールエンドマフラー装着
2,BERTOCCHIセンターマフラー交換
3,グランスポルト純正カーボンハンドル交換
今回は以上の3点を施工させて頂きました。
K様よりグランスポルトのサウンドが大好きなので、グランスポルトと
同じ音になりますかと施工前に聞かれたのですが、クーペにグランス
ポルト純正マフラーを装着するのは私達も初めてなので、理論的には
全く同じ音になるはずですが、聞いてみるまで分かりませんとの回答の
元作業を開始しました。
ではマフラー装着です。
ノーマルマフラーを取り外します。
ノーマルセンターマフラー ノーマルRearBox
BERTOCCHIセンターマフラーを装着します。
続けて遂にグランスポルトのRearBoxの装着の開始です。
写真左:GSマフラー 右:クーペマフラー
一番の違いは切替バルブがあるところです。
装着はただマフラーを付けるだけでは終わりません。
グランスポルトでは切替バルブはスポーツモードでバルブ開に
なるのですが、クーペには切替バルブを制御するラインが無いのです。
従ってバルブが切り替えられるように、新規でラインを追加します。
この手の作業は職人岸の得意分野です。
バルブ開閉のためのアクチュエーターラインを製作していきます。
同時進行で後方では、堀口が電気を得意とする堀口が電機系の
配線を施工していきます。
これでマフラーは完了です。
切替バルブの開閉方法は秘密です^^
皆でドキドキしながらエンジン始動をすると・・・・・・
まさしくグランスポルトのサウンドが!
やっぱりテールを変えると同じ音がしました。
これにはK様も大喜び。
次はハンドル装着。
ハンドル装着時はエアバックの処理をキチンと行わないと
いざというときに作動しないので気をつけてください。
このハンドルを密かに狙っていたN様。
たっちの差でこの車への装着となってしまいました。
本当にスミマセン・・・・
今回のカスタマイズはこれで終わりです。
第二弾は何と内装をグランスポルト化そしてフロント、サイドスカート、
リアバンパースポイラーをグランスポルトにしてしまう予定です。
又次のカスタマイズが完了したらレポート致しますのでお楽しみに。
K様遠くから本当にありがとうございました!
今後も宜しくお願い致します。
又現在他の車でグランスポルトのECUをクーペに移植するモディファイにチャレンジ中です^^
こちらも進捗を見ながらレポートしていきます。
そしてクアトロポルテのECU移植の話も密かに進めております。
こちらも出来るか分かりませんが頑張ります!
更に某旧車にマセラティのエンジン、ミッション、F1ユニットを完全移植する
お話しを頂いております。
移植する車が見つかったら本格的に作業を開始するかもしれません。
こちらもレポート出来れば良いな・・・・やりたいな・・・・・
と現在社内調整中です^^
これからもあったら良いな!を実現するために他社でやっていないことに
チャレンジしていきます!
マセラティのカスタマイズに関するお問い合わせは
株式会社ミラコラーレ
TEL:045−849−3031
mail:info@miracolare.co.jp
まで遠慮無くお問い合わせください。
何でもチャレンジしていきますが、出来ないこともありますのでその際は
ご容赦ください。