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2010年07月24日
アルファロメオ147GTA サスペンションリフレッシュ
今回の整備はアルファロメオ147GTAのサスペンションアーム類の交換です。
実はこの車体は既に10万キロ走行しており今回の整備では
〇フロントサスペンションアッパーアーム
〇フロントサスペンションロアアーム
〇タイミングベルト
〇ウォーターポンプ
〇ドライブベルト
上記の部品を交換しました。
どの車にも言えることですが
特にアルファロメオは定期的にメンテナンスを行なうことにより
そのポテンシャルを最大限引き出すことが出来ます。
年式からして走行距離が多くなっている個体もありますが
きちんとメンテナンスをすれば官能的な走りを取り戻すことが出来ます。
まずは足回りから
フロントアッパーアームの交換です。
フロントサスペンションのリンク部分やスタビライザーを切り離します。
サスペンションを取り外し、写真のように分解します。
この写真のパーツがフロントアッパーアームです。
左が新品パーツです。 写真のように組立てておきます。
次は、フロントロアアームの交換です。
車体からロアアームを取り外します。
写真右が新品パーツです。
車両に取り付け先ほどのフロントサスペンションを組み込めば足回りは終了です。
交換の目安は走行距離や年数もありますが
走行時のフィーリングの変化や異音等の原因にもなっています。
次にタイミングベルトの交換です
アルファロメオの場合であれば、5年5万キロが一つの目安になりますが、安全性を考慮すると
3年、3万キロで交換することをお勧めします。
見た目が綺麗でもベルトのコマの根本が剥離しているケースが多々あります。
交換時には専用工具にて上死点を測定し、マーキングを施してから
カムを固定します。
これはバルブタイミングのズレを防止しキッチリ上死点を出すことにより
適切なタイミングに修正することも兼ねています。
次にウォーターポンプですが設置場所がタイミングベルトを外した所にあり
又、出先でのウォーターポンプによるトラブルは走行不能になるケースが多く
タイミングベルトと同時交換をお勧めします。
写真上のパーツが新品です。
写真では分かりませんがインペラ(ウォーターポンプ内のファン)に若干のガタがありました。
このまま使用し続けるとインペラがポンプ本体と接触し破損してしまい
正常に冷却水を循環することが出来ずオーバーヒートや
破損したカケラなどによる詰まりを起こしエンジン本体に影響を及ぼします。
他にもドライブベルトやテンショナー・オイルシール・パッキン類等を交換し
油脂類の交換・アライメントの調整をして終了です。
弊社では、お客様の安全なカーライフの為に経験豊富なメカニックがお客様とお車に合わせたメンテナンスをしております。
アルファロメオに関してはテスター診断機も完備し
クォリティーの高いメンテナンスをご提供出来ますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
お問い合わせは
サービス部、岸又は堀口まで。
Tel:045−849−3031
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