アルファロメオ 156 GTA ブレーキパット/ローター交換/アルファロメオ/156GTA/パーツ
2009年08月21日
ミラコラーレ メカニックの堀口です。
第三回目は
横浜市在住のF様アルファロメオ156 GTA
ブレーキパット/ローター交換です。
自動車の基本性能として
「走る」・「曲がる」・「止まる」の内で最も重要な「止まる」を担う
パーツとしてブレーキの存在は必要不可欠です。
自動車のブレーキは車輪 1輪ごとに取り付けられた鉄製の
円盤(ブレーキローター)を磨材を貼り付けた部品(ブレーキパット)で
挟んで止める構造になっておりますが
どちらも磨耗してしまうので定期的に交換が必要になります。
交換前の状態です。
取り外したフロントブレーキパットです。
磨耗限界近く使用しており磨耗センサーが感知する寸前でした。
これ以上使用し続けるとセンサーが感知し交換を促します
又、磨材が完全に無くなるとブレーキが効きにくくなり
最悪は事故を誘発する可能性があり大変危険です。
ブレーキローターを外して新品のローターを取り付けます。
こちらが新品のブレーキローターとブレーキパットです。
新品のパットと取り外したパットの比較したところです。
実際に並べて見ると消耗は一目瞭然です。
新品のブレーキパットとローターを組み上げて
フロントは完成です。
次にリアの作業に移ります。
リアもパットとローターを取り外します。
リアブレーキはサイドブレーキ(駐車ブレーキ)も担っていますので
多少構造が違います。
取り外したパットです。
磨耗限界ではないものの早めの交換が大切です。
特にこのくらいの消耗度からは減りが早く最後はボロボロになって
崩れていきますので目視で構わないので定期的に点検を行う事が
重要です。
新品のブレーキパットです。
リア用ですのでフロントと形が異なります。
リアブレーキの完成です。
こちらが自らをすり減らし頑張ってくれた部品達です。
F様
この度はブレーキパット・ローター交換での
ご入庫ありがとうございました。
今後も宜しくお願いします。
最後に補足説明ですがブレーキパットやローターの交換時期は
ブレーキの使い方に個人差があり一概に走行距離では
判断しにくいのが現実です。
磨耗センサーの警告などもありますが
やはり定期的の点検が確実です。
弊社は運輸局より許可を頂いている認証工場です。
法定12ヶ月点検・24ヶ月点検や各種分解整備等が行えます。
充実な設備と国家整備士による安心・確実な整備が行え
お客様の安全なカーライフのサポートをさせて頂きます。
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