アルファロメオ147 T/S セレ タイミングベルト交換/マセラティ/フェラーリ/ランボルギーニ/アルファロメオ/イタリア車/専門店/パーツ/横浜/ミラコラーレ/DIMEX/DIMEX-JAPAN
2009年07月12日
アルファロメオ147タイミングベルト交換
初めまして!ミラコラーレメカニックの堀口です。
本日よりメンテナンスレポートに任命されましたのでよろしくお願いします。
第1回目のレポートはアルファロメオ147のタイミングベルト交換をお届けします。
オーナー様は横浜市在住N様のアルファロメオ147。
この度車検整備で入庫頂きタイミングベルトの交換をさせて頂きました。
最初にタイミングベルトの簡単な説明をさせていただきます。
☆タイミングベルトの役目
クランクの回転をタイミングベルトを介してカムシャフトに伝え
吸排気のバルブを常に適切なタイミングで開閉させる重要な役割を
担っています。
タイミングベルトが切れたり、伸びなどによりバルブタイミングに狂いが
生じると吸排気バルブの動作に乱れが生じトラブルにつながります。
☆イタリア車の場合少し前まではほぼ100%の車がゴムのベルトが採用されていました。
ゴム製品=経年劣化が発生します。
アルファロメオでは159からはチェーンが採用されています。
フェラーリでは430以降、マセラティではクーペ以降の車ではチェーンベルトです。
☆タイミングベルトが劣化してしまうとどうなるのか?
・ゴム製品の為伸びによるトラブルが発生する。
バルブタイミングの遅れによるエンジンフィールのダウン(せめてここで交換しましょう)
・ベルト断裂(俗に言われるベルト切れ)
バルブの突き上げによるエンジンブロー!
・コマ飛び
切れなくてもコマ飛びによるバルブの突き上げを発生させます。
☆交換の目処
アルファロメオの場合であれば、5年5万キロが一つの目安になりますが、安全性を考慮すると
3年、3万キロで交換することをお勧めします。
見た目が綺麗でもベルトのコマの根本が剥離しているケースが多々あります。
実際の交換作業をご覧ください!
ヘッドカバーを外しカムを固定します。
きっちり上死点をあわせておきます。
この時重要なのがテンショナーの調整です。
この部分の調整は長年の勘と経験によりベストな状態に調整します。
バランスベルトのテンショナーも同様に調整します。
この度の車検整備で交換した部品達です。
同時にウォーターポンプも交換してあります。
N様
この度は車検整備でのご入庫ありがとうございました。
今後も宜しくお願いいたします。
ミラコラーレでは、アルファロメオのタイミングベルト交換実績が沢山あります。
最近アルファロメオは見てくれるのですがとのお問い合わせを頂くことが多い
ですが喜んで作業させて頂きますので、お気軽にお問い合わせください。
経験豊富なメカニックが対応させて頂きます。
お問い合わせは
サービス部、岸又は堀口まで。
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