ガヤルドプロジェクト サスペンション調整編/マセラティ/フェラーリ/ランボルギーニ/アルファロメオ/イタリア車/専門店/パーツ/横浜/ミラコラーレ
2008年06月12日
ガヤルドは車高調整機能付きのサスペンションが、標準で装着されて
いますが、実際に乗るとその恩恵をあまり感じられません。
標準設定の車高が高いため、高速域でのレーンチェンジではフラついたり、
200kを超える速度ではお腹に空気が入り込むような感じで接地感が乏しくなる傾向にあります。
FISCOでのテストでは1コーナ進入時のフルブレーキングでリアが浮いて
しまい姿勢が乱れ、そのままコーナーにアプローチしていくとアクセルを
踏めない状態に陥ります。
一般道では車高が低く見えるガヤルドですが、サーキット走行では
後追いしている車の映像で確認しても腰高感が明確です。
今回はノーマルのショックのままどこまで姿勢を安定させられるかに
フォーカスを絞りモディファイを行いましたのでレポート致します。
まずはノーマルの足回りの検証からスタート!
(前期型、後期型共に有効です)
車高調を下げていくだけのことなので、下げようと思えば物理的に可能な
高さまで下げる事は可能です。
しかし下げるだけでは、乗り心地だけでなく底付き等ネガな面が出てくるため
実走でテストを行いながら、サスペンションのストーローク、最低地上高等を
考慮しながら丁度良い部分を探していきます。
更にこんな所に加工をするとコーナリング性能も良くなります。
とあるパーツは純正パーツを使い調整していきます。
設定を行うにあたりノギスなどを使いミリ単位で調整。
この調整で体感できるほどハンドリングが変わります。
分かる人が見れば何してるか一目瞭然です。。。
データを取りながら作業を進めていきます。
試走を重ねて完成した車がこれです。
初期設定より車高を3cm下げただけで、ルックスは大きく変わり
かなり格好良くなります。
今回はローダウン以外にも、キャンバー角の調整を行っています。
キャンバー角を調整することにより、コーナリング時の接地性を高め
安定感を出し、なおかつハンドリングもクイックに仕上げていきます。
モディファイ後のテストの結果
・レーンチェンジを行う際、安定感が増し綺麗に車線変更できるようになった。
・コーナリング中のリアの腰砕け感が軽減され、スムースにコーナーを駆け抜ける事ができるようになった。
・ブレーキング時のフロントダイブが軽減され、コーナー進入時の姿勢の
乱れが軽減された。
そして何よりもメチャクチャカッコ良くなりました!
ノーマルより若干硬くなる感じはしますが、安定感は比較にならないほどUPしています。
完成後の写真はこちらです。
ローダウンセットの内容は
(1)ローダウン(2cm〜4cmダウン)
固体により異なります。
(2)アライメント調整
(3)キャンバー調整
(4)その他
前期型、後期型に関係なく調整可能です。
価格は10万円(消費税込み)で賜ります。
詳細に関しましては サービス岸(きし)までお問い合わせください。
045−849−3031