「走ってなんぼ」マセラティ3200GTアセットコルサ編 /マセラティ/フェラーリ/ランボルギーニ/アルファロメオ/イタリア車/専門店/パーツ/横浜/ミラコラーレ
2008年06月05日
今回ご紹介するのは、個性的なマセラティ3200GTアセットコルサです。
熱狂的な人気が未だ根強くある3200GT。
その中でもこの車両は、日本には30台といわれている限定車の中の
シリアルナンバー5台目です!
マセラティの集まりなどに行けば、そのシリアルナンバーが
羨望の眼差しを集めることでしょう!(^^)
さて、外観です。。。未だに古さを感じさせない佇まいです。
グランスポルトと比べてもなんら見劣りはしません。
そして3200GTと言えば、なんと言ってもこのリアビュー!
この個性的なテールランプに惹かれる方は多いでしょう!(^^)
かなり先を走っていても夜ならすぐに判別できます。
肝心の走りのほうですが、
イグニッションを捻ると同時に、V8ツインターボは野太い音を響かせます。
クーペやグランスポルトとは違う、男っぽい音が響きます。
3200GTには色んな噂があります。
暴力的だとか、事故が多いとか。。。。
実際に乗ってみてどうでしょうか(^^)
いつもの試乗コースへ行きます。
走り出して直ぐにその噂が理解できました。
そう、ターボのブーストの掛かりが早いのです。
これはどういうことかというと、国産のターボ車などもそうなのですが
ゼロブーストまでが比較的早く立ち上がります。
国産の場合はそれが排気量が小さいので、問題にはなりませんし
セッティングの関係でうまく消されているのですが、
3200GTの場合は、元々3200ccでトルクがある上にツインターボ、
しかもゼロブーストまでが早いということで、
予想以上にリアタイヤのブレークが早いのです。
ここさえ注意して乗っていただければ、非常に楽しい車だと思います。
街中での試乗では、高速域までは確かめられませんが
ターボのブーストが掛かってからは、比較的扱いやすい車です。
カタログ上は最高速280キロ程度ですので、高速域においてもきっちりツインターボが
働くということでしょう。(^^)
アセットコルサですので、通常の3200GTと比べると足回りを中心に手が入ってます。
その影響もあり、しっかりしたインフォメーションがあります。
ボディ自体のやれもないという証拠でしょう。
内装も綺麗ですし、走行距離も少ないです。
そして、端々に限定車であることの主張が入っています(^^)
なかなか探しても見つかりにくい、アセットコルサ。
非常に味のある車です。
ビトォルボ時代の乗り味と、現代風の外観を楽しめる名車です。
価格もお手ごろになってきています。
この機会に是非!(^^)
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