エンツォ フェラーリ様の名刺?/マセラティ/フェラーリ/ランボルギーニ/アルファロメオ/イタリア車/専門店/パーツ/横浜/ミラコラーレ
2008年05月10日
最近、私の手元に下記のようなフェラーリのイヤーブックがやってきました。
(たぶん1975年のイヤーブックだと思われるのですが違っていたらすみません。)
切れや破れはありませんが全体的にはお疲れモードです。
表紙を開くと下記のようにエンツォ フェラーリ様の名刺が
ホチキスで留めてありました。(ホチキスはサビサビでした。)
この名刺にもあの有名な紫色のインクで一筆添えられています。
「cordiali」と読めますが、辞書を引くとイタリア語で「心からの〜」や「誠意のある〜」という
ことらしいので「誠意を持ってあなたに贈ります。」という感じでしょうか。
この本を以前に所有されていた方は既に故人の為、どのような経緯で持たれていたのかは今となっては分かりません。某自動車メーカーの上層部の方だったのでもしかしたらエンツォ様から直接頂いたものかもしれませんね。
因みにエンツォ様はあまり名刺は渡さなかったそうです。
この年のマシンは312Tでした。タミヤのプラモも2台製作する程惚れてます。
当然、今も未開封で1台永久保存しています。
私が一番好きだった時代のスクーデリア・フェラーリです。
監督モンテゼーモロ様、NO1・ドライバー ラウダ様、NO2・故ドライバーレガッツォーニ様という無敵艦隊です!
ラウダ様の移動の足はやはりプライベート・ジェット。奥様も理知的お美しいですね。
ご存知のようにラウダ様は飛行機が大好き。とうとうラウダ・エアなる航空会社まで
設立してしまいました。
ラウダ様モナコGPで優勝の図。バックにはレーニエ大公と故グレース・ケリー様が
祝福しています。
左ページはモンテゼーモロ様と故ジャンニ・アニエッリ様
右ページはジャッキー・スチュアート様とラウダ様
上のページはフェラーリのテストコースであるピスタ・ディ・フィォラノです。
この当時はまだフェラーリ自体とても閉鎖的でここに案内されて新車など
のインプレッション等を行なう事ができたジャーナリストも故ポール・フレール氏等
ごく限られた人物であったと言われています。
4ページに渡って参戦マシンが紹介されていますがもうずいぶんの方が故人になられています。パトリック・ドゥパイエ、トム・プライス、ロニー・ピーターソン、クレイ・レガッツォーニ等みんな天に召されてしまいました。昔は良かった等と言うつもりはありませんがやっぱり良かったです。しかし現代のF1の安全性はとてつもなく凄いですネ!
byオオソノ