アルファロメオチャレンジETCC参戦レポート Byマセラティクーペ
2007年12月17日
12月15日(土)にFISCOで開催された、アルファロメオチャレンジのETCCクラスににマセラティクーペ(ベルトッキ号)で参戦した結果をレポートします。
今回参加したレースはETCCクラス。
メーカー問わずヨーロッパ車が対象となり、参加車両はロータスエキシージ、BMW、MNI、アルファロメオ等な多数の顔ぶれがエントリーしています。
当日の天気は快晴、路面状況も良く好タイムが期待されます。
予選開始前に同じカテゴリーの車をチェックして廻ると、タイム的に同じクラスの車は全車Sタイヤを履いている状況の中、ラジアルでどこまで勝負できるかが大きなポイントです。
<予選>
コースインすると、コース上は渋滞し、混走の為速度差があり過ぎタイムを出すのが難しいコース状況です。
ライトオン!更にパッシングを交えながらタイムアタック開始です。
予選の動画はこちらから
・動画タイムアタック1lap
・タイムアタック2〜3Lap
・タイムアタック4lap
予選は最後の最後までエキシージと争い、最後の1lapで逆転され結果は予選3位。
エキシージを一台でも喰いたかったのに残念でした。
決勝は路面温度が低いためローリングスタート。
1コーナー入り口までにスタートダッシュでエキシージを刺せるかが大きなポイントです。
グリッド整列に備えて準備開始
決勝スタート!
今回はライバルのマシーンが軽く、Sタイヤを履いているので、自車のタイヤが垂れる前にどこまで逃げ切れるかというレースマネージメントを立て決勝に挑みます。
本来タイヤを温存して最後にスパートする所ですが、一度でも前に出られると厄介なので前半に全てを出し切る展開です。
(1)スタートから2lap目まで
ローリングスタートからタイミング良く飛び出し1コーナーの進入で、2位のエキシージを抑えて2番手に!
1コーナー立ち上がりからAコーナー100Rと抜けそうで抜けない状況が続く。
ヘアピンの立ち上がりからBコーナー進入最終コーナーまで2位で通過。
オープニングラップはエキシージに取られました。
ストレートでエキシージを抜き1コーナーに飛び込みブレーキング競争。
インを抑えるが左手からエキシージが視界に飛び込んでくる。
何とか抑えてAコーナー、100R、ヘアピンとtopのままBコーナーに進入。
後半セクションは明らかに相手が速いので、どうしても後ろが気になる。
ここでハプニングが。
突っ込みで我を忘れて、最終コーナーと勘違い・・・・
そのままコースアウト
何とか2番手でコースに復帰。
最終コーナーを立ち上がり1コーナーで再びtopに立つ。
(写真の提供ありがとうございました)
Aコーナー、100Rと3台がサイドバイサイドで横一列に並んでの大バトル。
モニターで見ていたメカニックは手に汗握るほど興奮したとのことです。レース終了後は手が本当にビショビショになっていました・・・
100Rはヘアピンでインを取るためにアウトよりのラインを選択。
ヘアピンでもエキシージとサイドバイサイドの大バトル。
そのまま裏のセクションまでtopをkeepしましたがここまででした。
タイヤは垂れ始め、周回遅れに引っ掛かってしまいエキシージにおいてきぼりです。。
この間は凄く気持ちが良い楽しいバトルが出来ました。
その後周回遅れ、スピン等が多発して荒れたレースになりましたがイエロー等でタイムロスしている間に後ろからミニが迫ってくる。
そしてファイナルラップの最終コーナーでアクシデントが!
このまま3位でチェッカーを楽々受けられると最終コーナーに飛込むと・・・・・・・
周回遅れの車が3台並走し行き場が無い状態。
逃げ道が全く無い状態で、オカマを掘る寸前で何とか回避しチェッカーフラッグとなりました。
今回は序盤に勝負を仕掛ける為に、通常よりショックの設定を硬めにしたことでいつもよりタイヤが垂れるのが早かったのですが、他のエントランスを含め、エキシージとのバトルをお見せできたので正解でした。
表彰式ではエキシージのドライバーから、マセがサーキットを走ること自体驚きだったのが、まさか刺されるとは・・・・・
しかもラジアルタイヤの車とバトルになるなんてと驚かれると同時に大変楽しかったですとの言葉を頂き非常に嬉しかったです。
次回の再戦を約束しサーキットを後にしたのですが、新しいアイテムの開発のヒントを多数得た実戦体験でした。
今年のレースはこれで終了ですが、来期マセの台数が集まればクラスを作る事も出来ますとのことでしたので、是非興味がある方は参加下さい。
マセでも戦えるんだ!という事を一緒に証明しましょう。
決勝の動画は・・・・・・・・ビデオセッティングが上手くできておらずありません。。。。。。。。
凄く面白い画像が撮れたはずなのに非常に残念です・・・・・・
By Noda