マセラティクーペの性能を更に引き出すため、新たなマフラーの開発をスタートしました。
サーキットユースを前提に考えた仕様です。
５月に行われたトロフィオの結果を元に仕様を固め、一昨日試作品が完成したため、
サーキットテストを行いましたのでその模様を動画を交えてご紹介します。




今回のマフラーのもう一つのテーマは軽量化。従いまして出口はシングル出しにしています。
装着後ブリッピングを行うと明らかにエンジンレスポンスが良くなっています。
サウンドは今までのマフラーと比較すると重低音になり、サウンドを聞いた方の感想は
GTカーに近いサウンドになったとの言葉を頂きました。
トロフェオのような割れたサウンドでなく、低音で鳴くサウンドになっています。





装着後のタイムは３０℃を超える暑さの中、かなり条件が悪かったので比較になりませんが、
予想以上のタイムを叩き出す事が出来FISCOでのタイムはテールを変えただけで２秒以上短縮する
事ができました。

動画でのマフラーの組み合わせは、フロントパイプキャタあり、センターパイプサイレンサーありを
装着しておりますが、今後センターパイプのサイレンサー無に変更してテストを行う予定です。

感覚的にはセンターマフラーを変えることにより、抜けが良くなる反面低速トルクが心配されますが
トルクがある車なので問題ないと予想されます。
サウンド面でも高音に振れ爆裂サウンドになるのでは期待しています。

現状の仕様でデータ取りが完了次第報告致しますので、次回レポートまで暫くお待ち下さい。

車載カメラその１
動画はこちらから　　露出があっていないため見難いですがご容赦下さい。

車載カメラその２
動画はこちらから

車外からのサウンドはこちらから

これからもテストを続けよりよい商品を開発していきますのでよろしくお願いいたします！


野田