カタログ紹介 6号(イソ編)
2006年07月22日
気分を変えてISOを紹介致します。(こんなマイナーな車種を取り
上げていったい何人の方がご覧になられているのかとても気にな
りますがドンドン行きます!)
私が大好物のリボルタ フィディアS4 300です。全長は約
5mで当時はクアトロポルテの対抗馬というポジションでした。
画像は初期タイプの角目で、後期は丸目タイプとなります。
エンジンはシボレー製5.4Lを搭載し、304馬力と335馬力
の二種類の用意があったようです。デザインは若き日の
ジウジアーロです。
ISOのオーナーズクラブはスイスのクラブが有名であり
ビッザリーニも何台か登録せれているようです。
イソ・グリフォ GL300 シボレー製の7Lを搭載しています。
イソ社自体が倒産するまでにグリフォシリーズの総生産
台数は約500台と決して多くはありませんでした。イソの
様にアメリカ製エンジンを心臓に持ち、ボディをイタリアン
カロッツェリアで製作する手法が流行しました。理由はアメ
リカ製エンジンの優れた耐久性とローメンテナンスコスト、
大パワーそれとエレガントなイタリアンデザインです。
しかし、このようなメーカーは二度のオイルクライシスには
たえられなかったのです。
画像には写ってはいませんがテールランプにはアルファ
ロメオのものを流用していたりするのはご愛嬌です。
by オオソノ