ディーゼルエンジン搭載車のDPFエラーが多発しております！

「DPF」マセラティオーナーの間ではあまり聞いた事が無いワードかもしれません。
初めて聞くと言う方も多いのではないでしょうか。
DPFとは、排ガス浄化装置「ディーゼル微粒子捕集フィルター」のことをいい、Diesel particulate filterを略しDPFとよばれています。

ディーゼルエンジンから排出される黒煙（排気ガス）に含まれるススなどの有害物質をフィルターに捕集し、大気中に排出しないよう走行中に燃焼除去をして自動再生を行う装置の事を言います。

参考までにMC20にはGPF（Gasoline　Particulate　Filte）が装備されております。
2014年からヨーロッパでディーゼル車だけでなく、ガソリン車にも粒子状物質（PM）の排出個数規制が始まりMC20にも装備されております。

話は戻りDPFエラーとは「浄化装置にススがたまった事で発生するエラー」を言います。

マセラティではギブリ、レヴァンテに搭載されている、ディーゼルエンジンのみで発生するエラーです。

本来ある程度ススが詰まった段階で自動再生し、ススを除去するので除去装置の故障がなければエラーは発生しないのですが、何らかの要因が重なり希に自動再生が出来ない事があります。