とりあえず、60〜70年代のマセラティのカタログ紹介は今回で一応最終回となります。
次回からはビトゥルボ系をご紹介できればと考えております。







マセラティ メキシコ　ヴィニャーレのデザインです。



総合カタログです。ここにもランボルギーニのカタログ同様、アジップの
Ｓｉｎｔ ２０００の指定オイル広告が掲載されています。



トリはキャラミということでオシマイです。



デ・トマソ傘下に入ってからの登場となり、デ・トマソ　ロンシャンとは兄弟車となるようです。
ロンシャンはパンテーラをデザインしたトム・ジャーダで、ロンシャンに手を加えてキャラミに
仕立てたのがピエトロ・フルアです。デ・トマソ傘下の前のシトロエン傘下時の名残でしょうか？
テールランプはシトロエンＳＭのモノと同一の物と思われます。
この後、ビトゥルボシリーズに移行していくのですネ〜。
北米輸出もされず、デ・トマソ嫌いなマセラティファンからは見向きもされずという散々な状況下に
置かれた結果は約２００台というものでした。私個人としてはこれもアリです。

ｂｙ　オオソノ