MiracolareEnglishYoutubeinstagramfacebook
カテゴリ
Shop news
Desire to car
パーツ情報
Goods
Staff voice
Owner voice
イベント情報
English
雑誌記事
試乗記
お客様紹介
メンテナンス日記
サーキット日記
マフラーサウンド集

サイト内検索


カレンダー
<< 2024年03月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

最近のコメント

新着記事一覧

社名 株式会社ミラコラーレ
郵便番号 〒233-0004
住所 神奈川県横浜市港南区港南中央通7-18
営業時間 10:00~19:00
定休日 火曜日、水曜日
電話番号 045-849-3031
FAX番号 045-840-4334
メール info@miracolare.co.jp

English




サイト最新情報をRSSリーダーのソフトにて受信できます。











BERTOCCHI
DMS Automotive
FORMULA DYNAMICS
Larini
 
サイクル事業部
Pedalist
ピナレロショップ青山
 
フィットネス事業部
総合格闘技ジム BELVA


記事詳細

マセラティ スパイダークラッチメンテナンスレポート!

2019年06月09日

マセラティ スパイダークラッチメンテナンスレポート!

いつもミラコラーレ祭りやツーリングイベントなどではカッコいいイラストを制作していただいているY様。
今回は『クラッチ交換がそろそろ必要だと思うのでメンテナンスをお願いします。』とのことでY様の愛車「マセラティ スパイダー」の入庫を頂きました。

今回は安心してドライブをお楽しみ頂ける様、クラッチ交換とカンビオポンプ交換をさせて頂きました。

 
ご来店時にはミラコラーレ創業15周年の記念にと新作のイラストを頂戴いたしましたので、メンテナンスの様子と合わせてご紹介いたします!



ミラコラーレイベントではいつも素敵なイラストを制作して頂いております。



今回はY様の愛車、「スパイダー カンビオコルサ」のクラッチ交換、カンビオポンプ交換をさせて頂きました。
それではメンテナンスの様子をご覧ください。



今回はクラッチやカンビオポンプの他にフライホイールやクラッチセンサー、カンビオホースなどクラッチ周辺パーツも交換し、クラッチ周り、カンビオポンプ周りのリフレッシュを行います。



マセラティのクラッチ交換を行うにはマフラー、トランスミッション、トルクチューブなどをすべて取り外す必要があります。



まずはトランスミッションを取り外します。



次にトルクチューブを取り外します。
写真中央の大砲のような黒い筒がトルクチューブです。



トルクチューブを取り外すと、いよいよクラッチが収まるベルハウジングの分解を行います。


 
ベルハウジングを車両から切り離すといよいよクラッチが姿を現します。
こちらのクーペは今回が記念すべき初めてのクラッチ交換のため、新車からですと約15年間おクルマに装着されていたことになります。
クラッチの外観からも過酷な状況下で使い込まれたことがよくわかります。
 


クラッチを取り外し、クラッチディスクを見ると摩耗が進みほとんど残量が無い状況でした。
クラッチ残量が無くなると発進時や変速時にクラッチ滑りが発生します。
また減速時にはシフトダウンがうまくいかず、途中でエンストしてしまい最悪の場合おクルマが不動となってしまうケースもあるため、クラッチの交換時期が近い場合はなるべく早めにメンテナンスを行うことをお勧め致します。


 
クラッチの奥に装着されるフライホイールも同時に交換していきます。
取り外したフライホイールは摩擦による劣化や熱が加わったことでまだら模様になっています。
まだら模様となった部分は僅かに歪んでおり、新品のクラッチの偏摩耗も原因や、クラッチジャダーの原因となるためミラコラーレではクラッチとセットでフライホイールも交換することをお勧めしております。

 

 
フライホイール奥のパイロットベアリングなどクラッチ交換時でなければ分解しない個所や普段アクセスできない個所までしっかりメンテナンスを行います。



同じくフライホール奥に装着されているRPMセンサーも交換を行います。
近年のスパイダーをはじめとするマセラティ4200系にて経年劣化によりセンサーが原因となるトラブルが増えてきています。RPMセンサーが不良となりセンサー交換を行う場合はクラッチと同工程の作業を行わなければならず、メンテナンスコストと長時間の作業が必要となります。
クラッチ交換と同時に交換することで工賃を抑えることができ、メンテナンスコストを抑えることができます。



新品のフライホイールを装着して規定トルクで締め付けを行い、新品クラッチを装着していきます。


 
ベルハウジング側ではスラストベアリング、クラッチセンサーを交換していきます。



取り外したスラストベアリングは劣化により動きが鈍くなっていました。
スムーズに走行ができる様、メンテナンスを行いベルハウジングを車両側へ取り付けてクラッチ交換は完了です!

 


続いてトランスミッション周りのメンテナンスを行います。
今回はカンビオポンプとポンプへ繋がるカンビオホースの交換を行います。



カンビオポンプはギアの操作やクラッチの断続などセミオートマ車にとって重要な役割を担っています。
カンビオポンプが不良となるとお車が不動となってしまうトラブルに直結するため、しっかりとメンテナンスを行うことが重要です。

カンビオポンプはアイドリング時はもちろん、「キーレスにて開錠した時」、「運転性ドアを開けた時」、「キーをONにした時」など多くの場面で『ウィーン』という高い音とともに作動しています。
動作機会が多いことからカンビオポンプは走行距離にかかわらず、定期的にメンテナンスを行う必要があります。



今回はカンビオポンプの他にもポンプと各ユニットをつなぐ、「カンビオホース」と「カンビオユニットホース」の交換を行います。
上の写真はメンテナンス前のカンビオホースですが、長年使い込まれたカンビオホースは経年劣化から亀裂が入り今にもオイルが漏れてしまいそうな状況でした。
ホースの破裂もポンプ不良と同様にお車が不動となってしまうトラブルに直結するため、しっかりメンテナンスすることが重要です。



カンビオホースの交換にはミラコラーレオリジナルのカンビオホースを使用します。
オリジナルカンビオホースはシリコン製とすることで、耐久性をアップさせ、カンビオホース独特のきついカーブにもしっかり耐えられるように制作致しました。



新品のカンビオポンプが装着されました。
ホースやポンプ本体など各部しっかりと組み付けていきます。

 

 
ポンプの交換後はカンビオオイルを充填し、動作確認やクラッチラインのエア抜きを行います。
カンビオオイルにエアなどが含まれているとギア抜けなどのトラブルとなるため、入念にエア抜き作業を行います。



すべてのメンテナンスが完了後、トランスミッションやマフラーなど取り外したパーツ類を元通り組み直し、メンテナンスはメンテナンスは完了です!



今回はスムーズに走行できる様、クラッチ交換に加えてカンビオポンプ交換までしっかりとメンテナンスさせて頂きました。安心してスパイダーでのドライブをお楽しみください!

ご来店時にはY様よりミラコラーレ創業15周年の記念にと、新作のイラストを頂きましたのでご紹介いたします!





今回カッコいいイラストにして頂いたのはミラコラーレデモカー「BERTOCCHI1号 クーペGT」です!
サーキットイベントで活躍するBERTOCCHI号を非常にかっこよくイラストにしていただきました!ありがとうございます!



Y様、この度は入庫頂きありがとうございました!
また非常にカッコいいイラストを制作して頂き、ありがとうございます!
今後ともよろしくお願いいたします!

ミラコラーレではマセラティ スパイダーをはじめ、クーペやグランスポルトなどマセラティ4200系まだまだ現役です!
クラッチ交換などのメンテナンスはもちろんカスタマイズもマセラティのことならミラコラーレにお任せください!

株式会社ミラコラーレ
横浜市港南区港南中央通7−18
Tel:045-849-3031
mail:info@miracolare.co.jp

▲このページの先頭へ

recommend Parts サイトポリシー 個人情報保護方針 古物商の表示

Copyright(c) 2004-2024 Miracolare Co.LTD All rights reserved.